これは身銭を切って買おうと思っています…。
CADソフトのMoI3D(モアイ3D)を最近触っているんですが、これが楽しいのでご紹介したいと思います。
MoI3Dとは「CADの正確さと、直感かつ流動的なユーザーインターフェースの融合に着目した3Dモデリングプログラムです。」と書かれていますが、CADソフトと聞くとなんだか数字でモデリングしていくからむずかしいのかな…?と思いきやこれがハードサーフェース系にはとても使いやすくて、mayaだとポリゴンの流れに時間が取られますが、NURBS曲面で形を作っていくのでブーリアンやべベル処理が簡単に終わるので触っていてとても直感的で面白い。もちろん四角形ポリゴンに自動で変換処理はしてくれないデメリットはありますが、形をデザインしたり、モデリングしてからベイク処理用として作るにも良いと思います。
MoI3Dの値段は定価37,800円ですが、90日間使い放題の体験版があるのでまずはこちらを試してみたらいいと思います。
MoI3Dを実際に動作している動画
MoI3Dはツールが少ないので分かりやすい
MAYAなどの3DCGソフトには色々な事が出来るツールが沢山配置されているのでそれを見ただけでも、大変そう…と思ってしまいますが、MoI3Dは使うツールが少なくシンプルなので初心者の人でも分かりやすく覚えやすいのがメリットです。
初めて3DCGを触って何かモデリングしてみたいという人にもうってつけだと思います。
MoI3Dはブーリアンやフィレット(べベル処理)が簡単
MoI3Dのブーリアンやフィレット処理はNURBSベースなのでポリゴンの流れを気にせず簡単に形を作って行く事ができるのが面白いです。
実際にフィレット処理してみましたがこんな感じで簡単に処理出来ました。
ブーリアン処理も簡単です。
MoI3Dで作ったデータはをMAYAに持って行ける
MoI3Dで作ったデータはOBJまたhFBXで書き出せばMAYAに読み込めるようになります。
もちろんポリゴンの流れはご覧のようになるのでそのまま使うのは難しいですが形をデザインしたりアタリとしてモデリングする時に大いに活用出来ると思います。触ってみると分かりますがかなり直感的でサクサク形を作っていけるのがMoI3Dの大きな魅力です。
MoI3Dをこれから始める人のチュートリアル動画
MoI3Dはあまり人気がないのかそこまでチュートリアル動画がありませんでしたが、分かりやすそうな動画をいくつかピックアップしました。これらの動画で勉強するとある程度MoI3Dが使えるようになると思います。
Pelican_curved_blade_knife_gurmukh_making_of from Gurmukh Bhasin on Vimeo.
gumroadでは有料でMoi3Dを使ったチュートリアル動画が販売されているのでこちらも合わせてどうぞ。
Moi3DはRhinocerosから
コピペでサーフェイスが持ってこれます。
lwoに書出す設定が色々できるので助かります。
(Rocket3Fともリンクするらしいのですが、
各々での設定が必要らしく詳細は不明です。)