例えばですよ、垂直にたってる四角オブジェクトが室内にあるけど、それを回転させて壁に立て掛けたいなーという時とかに使えるんですよ。
↓こんな感じに使えます。
pivotを回転したい場所に設定してオブジェクトをRotateします。これで良いと思っても、
ズームしたらずれてるじゃん!という時がありました。皆さんこれどう対処してるんでしょうか…?Modoだとスナップが強力だから簡単なんだけどね。
しかしMayaにも良い機能がありました!が、標準搭載されてないので、
まずはBonusToolsをAutodesk公式からダウンロードしてください。
Bonus ToolsというのはMayaの追加機能みたいですが、これが調べてみると標準で搭載しろよ!と突っ込みたくなるぐらい使える機能が沢山あったんですよ。これ随時記事にしてこうと思ってます。
「Orient Mesh To Vert/Edge Toll」の使い方。
Bouns Toolsをダウンロードしてインストールしたら、回転させたい主軸にpivotを移動します。ここは移動させないと駄目です。今回は壁にこの長方形を立て掛けたいので、x軸に回転する事が分かります。
オブジェクトを選んだ状態で、「Bonus Tools→Modify→Orient mesh To Vert/Edge Tool」を選びます。
左側にオプションが表示されます。
Orient To : どの方向に回転させるか?今回はEdgeを選んでその方向に立てかけます。
Space : オブジェクトの軸か、ワールド軸で回転させるかを選びます。
Rotate Axis : どの方向に回転させるか?先ほどみた通り、X方向に回転させると壁にたてかけれそうです。
項目を選び終わったら、回転させてくっ付けたい頂点をクリックして選びます。オブジェクトは白くなり、頂点は黄色くなるはず。こんな感じ。
次に倒したい方向のエッジを選ぶと、②ConfirmとポップアップがでるのでYesを押します。
いとも簡単にぴったりと回転してくれました!これは使える機能ですね。
壁にちゃんとくっ付いてますね!こんな便利な機能、標準で搭載して欲しいです。
動画で紹介されているので詳しくはこちらを参考にしてみてください。