PLATEAU
3D都市モデル(Project PLATEAU)東京都23区(FBX 2020年度)
国土交通省が進める3D都市モデル整備のプロジェクト「PLATEAU」からオープンデータとして全国56都市の3Dデータを引き出せるようになりますが、まずは東京都23区の3Dデータの提供が開始され商用利用可能なFBX、3D Tiles、CityGMLのデータをダウンロードする事が可能になりました。データは東京23区全域がLOD1で作成されていて、テクスチャが入っている池袋や新宿などの主要都市はLOD2が作成されています。
FBXデータのダウンロードする方法
東京都23区構築範囲図を見ると大きな地図が表示されますが、そこには区分けされたマス目に数字が書かれています。例えば新宿区のモデルをダウンロードしたい場合は533945のマス目のデータをダウンロードする必要があるので、
こちらから533945のデータをダウンロードするとその区画の圧縮された建物データを入手する事が出来ますが、さらに細かな数字で別れているのでこちらのページの東京都23区構築範囲拡大図1~4を見る必要があります。
実際に新宿のデータをダウンロードしてブレンダーで読み込んでいるお方が既にいましたがかなり使えそうな印象です。
PLATEAUの都市モデルをblenderに読み込んで遊んでみた。無料のソフトと無料のモデルでここまでできるのはすごいね。しかも商用利用可能らしい・・#b3d #blender #PLATEAU pic.twitter.com/rfvHZoy1Kk
— Yota Tasaki/田崎陽太 (@tasaki_yota) March 27, 2021
また、ブラウザで見れるPLATEAUビューアーでは都市別に建物を表示して建物の高さで絞り込んで表示したり、高さや築年数や土地の時価を表示をすることが可能です。
立体的に見えるデータは一見グーグルマップと同じように見えますが、「PLATEAU」ではそれぞれの建物に名前や用途、築年数の情報が付け加えられ都市全体をデジタル情報として都市計画や、防災、商用サービスなどに活用する事が可能になります。