Blenderで用意したハイモデルの木をレンダリングしてカラーとノーマルマップも書き出して立体感のある1枚板の木を作成する動画が公開されています。
背景に大量に配置する場合にハイポリメッシュを配置すると重たくなりますが、板ポリだと軽く配置する事が可能でありながら、ノーマルマップを使う事で光の角度によって立体感が表現できるようになります。
1.ハイポリの木を用意して上からエリアライトを一灯用意して木全体を明るくします。
2.カメラをパースの無いOrthographicに変更して真正面から見えるようにして、レンダリングサイズを正方形にします。Cyclesレンダーに変更して、Transparentにチェックをいれて透明を有効にしてアルファチャンネル付きのPNG画像としてレンダリングして保存します。これで木だけが表示出来るカラーテクスチャが作成されます。
3.次にノーマルマップを作成します。ビューポートシェーディングをソリッドに変更して、オーバーレイをオフにします。
4.MatcapからColorをObjectに変更して法線カラーを選択します。
5.Optionsのチェック項目を全て外します。
6.Color ManagementのView TransformをStandardに変更します。
7.Viewport Render Imageからレンダリングしてノーマルマップを保存します。
8.作成したカラーマップとノーマルマップを板ポリに適用します。
9.HDRIを回転させると、1枚の板ポリですが光の方向によって立体感のある木が作成出来ているのが分かります。
ちなみにカメラの位置が変わっても常にカメラの方向に木が向いてくるビルボードと言われる方法はこちらの記事を参考にしてください。