
blenderで大規模な街並みを作成出来るアドオンiCityが1.5にアップデートされ、リアルワールド対応の地図データ、自動的にT路地や十字路なに標識など作成される道路システム、Unreal EngineやUnityなどへのエクスポート強化といった大規模な機能追加が行われ、より便利なアドオンとなりました。
実際に使用している動画では、地図にアドオンから高速道路と通常の道路を繋げて、道路の間にある建物はランダムな形状で大量の建物を瞬時に作成したり、緑のある部分だけは緑地となるブロックを配置して地図と同じ図面の3Dデータを短時間で作成している様子が確認できます。
IcityはSUPER HIVE(旧Blnedermarket)で78ドルで販売されています。
新しいエクスポートシステム
●エクスポート処理がバックグラウンドで実行され、アクティブな .blend ファイルに依存しなくなりました。
●複数のエクスポートを並行して実行可能に。リアルタイムで進行状況を確認できます。
●対応フォーマットが追加:GLB/GLTF(テクスチャを別フォルダに分けるオプションあり)
●FBX(テクスチャを別フォルダに分けるオプションあり )
●USD(テクスチャのスケール調整に対応)
●新しいオプション
エクスポート前にインスタンスをメッシュに変換
同じメッシュデータを持つオブジェクトを結合
道路システムの強化
●通常の道路を高速道路に変換できるようになりました。
●高速道路向けの交差点プリセットが追加され、カスタマイズ可能。
●カスタマイズの幅が拡大
道路の属性やテクスチャを細かく制御可能
道路の車線マークや塗装パターンもカスタム可能
●新しいカスタムアイランドオブジェクト
複雑な道路との統合が可能
高速道路との完全な互換性あり
ブロックのカスタマイズ(公園・緑地)
公園ブロックや緑地ブロックの高度な設定が可能に
レイアウト、密度、ビジュアルの多様性を細かく調整可能
地形システム
iCity内で地形を生成・編集する新しいツールを追加
その他の改善
UVマッピングとテクスチャ解像度の処理が改善
アドオン全体のパフォーマンスと安定性が向上