
SMIRK – Freeform Facial Features v1.0
SMIRKは、Pixarの『Win or Lose』で採用された「分離型顔パーツ」の表現手法を、Blender上で再現できるモディファイアセットです。
顔のモデルに実際に穴を開ける必要がなく、口の位置や形を自由に変更できるため、より柔軟で自由なカートゥーンスタイルのキャラクター表現が可能になります。
Gumroadから無料でモディファイア+サンプルファイルをダウンロードすることが出来ます。
グリースペンシルで顔に口を描くだけで、その部分を自動的にくり抜いて透明に出来るのが、付属のSMIRK Transparency Booleanモディファイアです。さらにくり抜いた部分の縁(唇のフチ)も自動生成されるので、口の中には、歯・舌・影を別のオブジェクトとして配置しておけば、口の位置や形を自由に変えても自然な見た目が表現できます。
また、グリースペンシルではなく、通常のメッシュでも顔に沿わせて使用可能。
ダウンロードすると4つのモディファイアが入っています。
Transparency Boolean(透明ブーリアン)
Grease Pencilで描いた形状を使って、メッシュにくり抜き処理を行う。顔に口や目の穴を描いてマスクをくり抜く
Extract Cutter Mask(カッターマスク抽出)
Cutter(くり抜き対象)からマスク用データ(透明領域)を生成する。マテリアル側で使える透明マスク
Fill Curve 3D(カーブ埋め 3D)
Grease Pencilや2Dカーブを3Dのメッシュに変換する
Transfer UV Map(UVマップ転送)
くり抜かれた口などに、元のUVやマテリアルを反映させる
大げさな表情変化、キャラクターの顔のどこにでも口を表示したり、別の角度から見ても自然な口の位置に見えるといった、カートゥーンスタイルに最適な自由な口表現が可能になります。