オープンで相互運用可能なビデオ ゲームの未来に向けて Unity と Epic Games が共同での取り組みを発表
2025年11月19日、Unity と Epic Games(Unreal Engine)は、プレイヤーとデベロッパーにより多くの機会を提供するため、戦略的なパートナーシップを発表しました。
Unity で作ったゲームをフォートナイトで公開できる
Unity製ゲームが、5億以上の登録アカウントを持つフォートナイトのプラットフォーム上で提供可能になります。これにより、Unity開発者はフォートナイト内でゲームを公開し、クリエイター報酬プログラムにも参加できるようになります。
小規模スタジオや個人開発者にとっては、巨大なユーザーに向けて作品を届けられる大きなチャンスとなります。
Unreal Engine が Unity のコマース基盤を利用可能に
Unityのクロスプラットフォーム・コマース(決済・ストア)システムが、来年前半から Unreal Engine でも利用可能になります。Unreal開発者は、PC・モバイル・Web 全体で共通のショップ管理、価格設定、プロモーション、ライブ運用(イベントなど)を行えるようになります。
これにより、収益化の選択肢が広がり、開発者にとって利便性が大きく向上します。
Tim Sweeney氏「オープンで相互運用可能なメタバースを共に構築する」
Epic Games の創設者兼 CEO、Tim Sweeney 氏は次のように述べています。
「初期のウェブと同様に、相互運用可能かつ公正な方法でオープンなメタバースを構築するため、企業は共に取り組む必要があると私たちは考えています」
UnityとEpicの協力は、ゲームエンジンが競合から“共存・相互運用”へ向かう大きな転換点になりそうです。
