Epic Gamesは2026年3月24日、1,000人以上の従業員を解雇する大規模なレイオフを実施することを発表しました。
これは全従業員の約20%に相当する規模で、同社にとってここ数年で2度目の大きな人員削減となります。CEOのTim Sweeney氏は社員向けメッセージの中で「またこの状況になってしまい申し訳ない」と述べ、厳しい経営状況を説明しました。
今回のレイオフの主な原因は、Epicの主力タイトルであるFortniteのプレイヤーエンゲージメントの低下です。2025年頃からプレイ時間や利用率が落ち始め、会社としては収益よりも支出の方が多い状態になっていたとされています。そのため、大幅なコスト削減を行わなければ会社の財務を維持できない状況になったと説明されています。
Epic Gamesは今回の人員削減とあわせて、契約費用やマーケティング費用、未採用ポジションの削減などを含めて約5億ドルのコスト削減を進める計画も明らかにしました。これらの施策によって、会社の財務状況をより安定させることを目指しています。レイオフ後もEpicには約4,000人の従業員が残る見込みです。
なおCEOは、今回のレイオフについてAIによる自動化が原因ではないと明確に説明しています。むしろゲーム業界全体の成長鈍化や消費者支出の減少、ライブサービスゲームの維持コスト増加など、複数の市場要因が重なった結果だとされています。
今回の出来事はEpic Gamesだけでなく、ゲーム業界全体の構造変化を象徴する出来事とも言われています。パンデミック期に急成長したゲーム市場は現在調整局面に入り、多くの企業がコスト削減や組織再編を進めています。Epicはこうした困難な状況を乗り越え、将来的により強い企業として再出発することを目指すとしています。
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— Epic Games Newsroom (@EpicNewsroom) March 24, 2026
