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Ngon Loop Select 多角形がある場合でもエッジループが簡単選択出来るBlender用アドオンが便利でしたレビュー

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Ngon Loop Select – Select Edge Loops Around Ngons

Ngon Loop AddonはBlenderで通常機能だけではエッジループ選択が出来ない場所でも、素早くエッジループ選択出来るようになるアドオンですが、実際に使ってみた記事を書きました。

モデリングからUV展開する時にもエッジループ選択は日常的に使用しますが、手数を減らして便利になったので参考にしてみてください。

Ngon Loop Selectの使い方

Ngon Loop SelectをBlendermarketのページから購入してダウンロードしたzipフォルダを適当な場所に置きます。

Blenderのプリファレンスからアドオンにチェックを付けたら使用可能になります。


アドオンのショートカットアドオンのパネル下から変更可能です。4つの機能があるようにみえますが、「辺ループ選択」と「Face Boundary Loop Select」の2つの機能が主に使えます。

辺ループ選択 ダブル左クリック (ショートカット Dキー)

ダブルクリックまたはショートカットのDキーを押す事で通常だとエッジループ選択出来るようになります。

アドオンなし 以下のようなモデルのエッジをダブルクリックしてもループ選択できません。

アドオンあり ダブルクリックまたはDキーで直ぐにループ選択できるようになります。

アドオンなし 以下のようなモデルだと途中で選択が止まってループ選択できません。


アドオンあり アドオンを使用すると一周エッジループが可能になり、さらにダブルクリックすると別のエッジループが選択可能になります。左下の小窓からどの角度のエッジを選択するのか調整も可能です。


アドオンなし 三角形で分割されたエッジループはダブルクリックで通常選択できません。


アドオンあり  アドオンがあると三角形で分割されているエッジループもダブルクリックで直ぐに選択可能になります。

Face Boundary Loop Select Ctrl+shift+左クリック

この機能はエッジの内側を選択する事で、その内側部分の面のエッジループを選択してくれる機能です。選択したいエッジではなく、内側にある面やエッジをクリックする事で選択されます。

アドオンなし アドオンがない場合だとAlt+Shiftを押してクリックすると一直線で選択されるだけで、一周選択する事が出来ません。


アドオンあり Ctrl+shift+左クリックを押して、左下に表示される「しきい値」を調整する事で直ぐに一周選択できるようになります。しきい値はモデルによって調整が必要のない場合もあります。

アドオンなし 同じく以下のようなモデルでは通常エッジループ出来ません。


アドオンあり アドオンを使用する事で、選択したいエッジの内側の面をCtrl+shift+左クリックを押す事で外周がエッジループ選択出来るようになります。


アドオンあり 以下のようなモデルでも、Ctrl+shift+左クリックを押す事でUV展開時に必要な外周のエッジを直ぐに一周選択する事が可能になっています。

追加した辺ループ選択 Shift+左ダブルクリック

Shiftを押しながら左ダブルクリックでエッジループを追加で選択できるようになります。

Ngon Loop Selectまとめ

エッジループは日常的にモデリングからUV展開をする時に使いますが、通常機能だとモデルの形状によってはエッジループ選択出来なくて、何度もクリックしなければいけない場合もあります。そんな時でもこのアドオンを使う事で手数を減らして簡単にエッジループ選択出来るようになりました。

BlenderでモデリングからUV展開する場合はかなり重宝すると思います。

詳しくはBlendermarketのページから確認してみてください。

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