Blocksurfacesは、Blenderでプリミティブオブジェクトを等間隔に配置する事で、オブジェクト同士が繋がった一体型の形状を作成しながら、後からでも等間隔に配置したオブジェクトを編集する事で大まかな形状を調整しやすくなる便利な機能が複数用意されているアドオンで、感覚的にはZbrushのZsphereからさらに機能を増やした感じです。
Blendermarketで8つのサンプルキャラクターとアドオンがセットになったデータが45ドルで販売されています。
Blocksurfacesを作成したAitToolsBさんのyoutubeチャンネルではBlocksurfacesを実際に使ってキャラクターを1から作っている複数の動画が公開されているので参考にしてみてください。
Blocksurfacesで出来る事一覧
様々な形状のプリミティブを使用したボリュームの作成
等間隔に配置するプリミティブは球体同士ではなくても大丈夫で、例えば正方形から円柱、モンキー、トーラスと指定した形状でオブジェクトを一体化する事も可能です。一体化した形状は複製してさらに別パーツとして配置して調整する事も出来ます。
オブジェクトの移動、回転、拡大縮小、スカルプトも可能
プリミティブ同士を繋げて作成された大まかな形状は後からでも切り替えて編集可能
プリミティブを置き換え可能
1つまたは複数の配置したプリミティブを他のオブジェクトに置き換えしたり、リンク機能を使用して一度に編集可能。
作成したプリミティブの中に複数のオブジェクトを挿入
アドオンを使用して2つのプリミティブの間にさらに複数個の新しいプリミティブを挿入して形状を作成する事も出来ます。
カーブの曲線上にプリミティブを配置
作成したカーブの曲線上に、プリミティブを再配置して尻尾や指など綺麗な曲線を作りたい場合に使用出来る機能があります。
最初と最後のプリミティブに回転とスケールを合わせて調整する機能
選択したプリミティブと最後のプリミティブを選択して、それらを均一に回転およびスケールすることができます。
筋肉の動きをシミュレーションするタイプに変更可能
配置したモデルをBlockMuscleタイプに変換すると、関節となる部分を動かす事で筋肉の収縮に似た動きをすることが可能になります。
階層を素早く選択してキャラクターにポーズを付けれる
リギングを使用しなくても、ポーズをとらせたりできる階層をすばやく簡単に作成できます。
その他の機能としては、メッシュをリメッシュしてスカルプト作業して、再度ポージング作業を行ったり、ブロッキングモードと最終メッシュを切り替えたりする事が可能です。詳しくはBlendermarketのページより確認してみてください。