Tear PainterはBlenderで頂点ペイントを使用して、モデルにフリーハンドで描く事で、裂け目を作成してそこにほつれた糸を出来るジオメトリーノードです。
裂け目は、長さ、密度、横糸、縦糸、角度、塊、ロール、重力、ノイズ、広がりをパラメーターから変更可能でダメージジーンズや、破けた洋服を作る場合に便利な機能となっています。プロシージャルに調整可能なので裂け目を簡単に追加したり、無くしたりする事が出来ます。
裂け目は5種類からベースを選びそこから調整する事が出来ます。
ハイポリメッシュに使用すると重たくなるので、プロキシ転送機能を使用してプロキシメッシュから頂点グループを転送して使う事も出来ます。
Blendermarketで個人使用は12ドル、スタジオライセンスは40ドルから販売されています。
頂点ペイントを使用して、ブラシストロークした場所に裂け目を作成可能
裂け目は追加して後からパラメーターで変更可能。注意したいのが、UVマップにデフォルトの名前「UVMap」が付けられている必要と、UV アイランドのサイズが適切で、重なり合っていないこと、オブジェクトのスケールと回転が正しい事が必要との事です。
作成された作品がこちら。いい感じにジーンズが避けているのが分かります。
実際に使用する方法を解説している動画はこちら