Raffo VFXさんが作成した、Blenderと流体作成アドオンのFlip Fluidsを使用してゴジラのモデルがパリにある映像の水面を泳いでいるシーンを作成するチュートリアル動画が公開されています。
動画では、合成する実際の川の両端の長さを測りBlenderで実際のリアルサイズの川のサイズを作成して、ゴジラのブロックモデルを作成して、泳いだ部分にFlipfluidsアドオンを使用して流体をシミュレーションでリアルな液体の動きを作成していますが、両サイドの木には波を発生したくないのでラティスモディファイアで左右の水面を落ち着かせた動きにしたり、液体のマテリアルやレンダリング設定、動画上の他の水面の動きをみながらOceanモディファイアを使用しています。
また、ゴジラの動きに合わせたFlip Fluidsの設定では、foam、bubbles、spray、Dustの4つの構成で成り立っていますが、今回は水中の中で作成されるbubblesは意味がないので非表示にする事でレンダリング時間を減らしている事や、水面下の見えたくないゴジラや川の一部をHoldoutや透明シェーダーと組みあわせている事などが語られています。
さらに気になった人の為には、2時間以上のより細かく説明している動画はパトロンにて公開しています。