2002年からmodoの開発に関わっていたYoshiaki TazakiさんがBlenderでもModoと同じような機能を使えるようにしてくれるアドオンYT-Tools for BlenderがGumroadで20ドル、BOOTHで2800円で販売開始されています。
この開発はもともと長年Modoを使ってくださっていた株式会社サブリメイション様からの依頼でカスタムアドオンツール開発(SBL ModelingTools)として始めたプロジェクトとの事です。
選択、分割、トランスフォーム、表示など、モデリング作業を効率化する多彩な機能を搭載。Blender4.0以上で、WindowsとMacで使用可能。日本語マニュアルはこちらから確認する事が出来ます。
Modoの便利なアクションセンター、作業平面、リニアトランスフォームなども用意されているので、どのように使えるのか非常に気になるアドオンです。
YT-Tools for Blendeの主な機能一覧
🔹 選択支援ツール
- エッジ・頂点からFaceを自動選択
- 選択/非選択の境界エッジ自動抽出
- ダブルクリックでループや面領域を選択
- ループ選択・選択履歴の保存と復元
- スペースキーでFace → Edge → Vertexを循環切替
🔹 選択セット
選択状態を名前付きで保存し、あとから復元可能。Undoとは異なる選択管理が可能です。
🔹 モデリングツール
- ループスライス:エッジを分割しながら形状保持
- ポリゴンスライス:ハンドル操作で直感的に分割
- シンメトリ対応マージ
- 選択モードに応じたスマートな削除
🔹 フォールオフ付き変形
- リニア・ラディアルの影響範囲で移動・スケール・回転
- 距離に応じた頂点ウェイト設定
🔹 その他ユーティリティ
- ビューポート表示設定の一括変更
- アクションセンター(選択に基づくPivot / Orientation自動設定)
- 作業平面(選択エレメントを一時的にTopビュー中心に一時的に設定)
- 統計選択パネル
- ビュー左下にリアルタイム情報を表示
同梱内容
yt-tools.zip
:アドオン本体(日本語PDFマニュアルを含む)
ちなみにmodoの開発は終了されましたが、全ての人が無料使用出来るライセンスが提供されています。
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