ダイナミックな表現を可能にするVTuber用Live2Dモデル制作
世界中のさまざまなトップクリエイターが、3DCG・イラスト・動画編集などの専門分野を学べる Coloso のサイトで、イラストを使って正面絵を3Dのように立体的に動かすLive2Dモデラーとして第一線で活躍する「めてねぇ」先生の、VTuberモデル制作講座を視聴しました。
本講座では、平面イラストを使いながら3Dのように立体的に動かすための考え方を、Live2Dの基本操作から丁寧に解説しています。Live2D用に扱いやすいイラストデータの編集方法、顔・体の作り方、VBridger(フェイストラッキング拡張ツール)の活用、実際に VTube Studio に取り込んでの確認まで、胸やスカートの自然な揺れ表現も含めて、キャラクターを完成させる流れを学べます。
講座中は、動画内で分かりやすい専用資料を表示しながら進めてくれるのですが、その資料は別途ダウンロードも可能です。後から見返しやすいのが助かります。また特徴的なのは、めてねぇさんが手を動かしながら、ただ手順通りに進めるのではなく「なぜそうするのか」を常に言語化して、噛み砕いて解説してくれる点です。
この講座は、単に作品作りの向上だけでなく、実際に仕事を受けられるようになることを目的に作られています。業務として取り組んだときに、イラストレーターさんやクライアントと「こういう時はどうしたらいいのか?」といった場面で役立つ、現場経験のあるめてねぇさんならではの解決策も教えてくれます。
講師のめてねぇさんとは?
講師のめてねぇさんとは、15年間デジタル機器の接客業をしたのち、未経験から独学でVtuber向けLive2Dモデルを作成する技術を習得して転身。国内の有名Vtuber「のりプロ」/深狼れんげ、「ぽけぶい」/カミ・シャマ、個人Vtuberの天使エルなどを作成した経験があり、Live2D公式作品コンテストでも入賞した実力のあるお方で、@MeteneeアカウントのXでも様々な情報を発信しています。
単に作品を作っただけではなく、15年間の接客業を通じてクライアントワークをどうしたらいいのか?等も学ぶ事が可能な講座となっています。
新しいイラストで1から作る講座なので、試行錯誤する姿も見る事が出来ます。
様々なキャラクターを作っているプロでも、新しいキャラクターとなると、どう作ったらいいのか悩む部分が出てきます。悩んでどうしたらいいのか分からない中でも頑張って作っていく姿を見る事で、難しい事だからと投げ出さずに完成させる力を付ける事も出来ます。
イラストデータの確認とモデリングの準備 仕事をする上での考え方
Live2Dモデリングとは、正面のイラスト画像を動かす制作手法です。
まずイラストを見て、「このキャラクターをどのように動かせるのか」を考えるところから作業が始まります。どんな動きが可能かを予想し、その中で起こりそうな問題点を書き出します。さらに、何が難しそうなのか、どんな要素があればより魅力的になるのかを整理する事を学びます。
自分なりに考えた内容と、講師であるめてねぇさんの考えを比較することで、「こんな視点も必要だったのか」と気づかされる場面が多くあります。仕事としてLive2Dモデリングに取り組むうえで重要な考え方を学び、より深く理解できる構成になっています。
また本講座では、ただ答えを見るだけではなく、「自分で考える意識を持つことの大切さ」を繰り返し伝えてくれます。Live2Dモデル制作に限らず、今後どんな仕事に取り組む場合でも役立つ、とても重要なポイントだと感じました。
イラストデータの確認と仕事の進め方
この講座では、実際に仕事として受け取った事を想定して作業していくので、イラストレーターさんから受け取ったデータを確認する事から作業を始めていきます。
データを見る時には、Live2Dでは体を横に動かしたりするので、服の模様が途切れたり独自のタッチで描き足す事がモデラー側ではできない事があったり、どう動くのか分からない場合の対処法も紹介してくれます。
また、金額とスケジュールの兼ね合いでどれだけお客さんがキャラクターをどう動かしたいのかをしっかり確認する事や、イラストレーターさんのデータに不備があった場合のやり取り方法、当たり前ですが仕事をやりやすくするために、ちゃんとメールでも挨拶する事の大切さも解説されています。
イラストデータの編集 レイヤー整理方法
イラストレーターさんからもらったデータは色が変わってしまう事があるので、データ形式に合わせて使用ソフトを選ぶ事の大切さを解説してくれます。
また、自分で1からイラストを描けなくても、模写する技術があると、描画が足りなくて途切れたパーツを描き足す場合に便利なスキルとなる事も教えてくれます。
大量のレイヤーデータがあるので見た瞬間多くて大変そうと思いますが、おちついて、編集用と最初に受け取ったデータのバックアップデータを取る事。レイヤーの命名規則についてだったり、パソコンが壊れた時にも対応できるようにしっかりグーグルドライブなどバックアップを取る事など、仕事を進めるうえで非常に大事な事も教えてくれます。
Live2D編集ソフトの基本的な使い方
Live2Dソフトの基本的な点を打って滑らかにイラストを変形させるアートメッシュ機能、大きくメッシュを変形させるデフォーマー、パーツを回転させる回転デフォーマーなど基本的な使い方を解説してくれます。
様々な機能がありますが、実際によく使う機能は限られていることが分かります。
そして、よく使う機能をショートカット設定して効率的に作業する方法も解説してくれます。
Live2Dソフトを使ったモデリングの準備
ここから実際にLive2Dソフトを使って作業を進めていきますが、めてねぇさんが実際に作業してきたから分かる、Live2Dモデリングをする上でパーツが多い場合に作業を効率的にする手法を解説してくれます。
表情の作成
表情の作成では最初に提供される、めてねぇさんが使いやすい表情用データをインポートして、目を動かす設定から始まります。複雑に描かれている綺麗な目を1つ1つパーツとして分けて生き生きと動かす方法を学ぶ事が出来ます。
細かい機能が多くて頭がいっぱいになりそうですが、動かしやすい分割数の設定や分割時に画像が途切れたりおかしくなっていないか確認して直す方法、めてねぇさん独自の設定方法など、1つ1つどうやって動かすのか丁寧に解説してくれるので分かりやすくなっています。
ペンを使って自分で動かす範囲にポイントを押して分割する方法、効率的なコピー貼り付け方法、元のイラストを維持しながら作成するコツも学びます。
グラデーションのあるパーツ、グラデーションの無いパーツでどの機能を使ってパーツ別けしたらいいのか、それがなぜいいのか、いらない部分のメッシュを削除する方法なども解説。
また、目を閉じるアニメーションを作るのに、目が開いてる画像しかもらってないのに「どうやって作るの?」と思いますが、そんな時の解決方法も教えてくれます。これはLive2D以外でも様々な仕事で応用できる方法です。
細かなパーツ別けをする時に、同じような作業が面倒だなと思うかもしれませんが、「面倒な事ほど仕事になる。」と明言を言ってくれるので、第一線のプロとして活躍する人でも、面倒な事でも頑張っているんだなとモチベーションを上げてくれます。
目が動いた時に目の中のハイライトの動きがあった方が自然で綺麗な事、顔を左右上下に動かした時に目の内側の立体感を作る時にしておかなければいけない事など、顔を後々動かした時の設定方法も解説してくれます。
目全体を動かす物理シミュレーション方法も解説。目の動きは、自然さとリッチさを兼ね備えた派手すぎない自然な動きを目指しているとの事です。
通常の顔以外に、目に涙をためたり、目がグルグルしたり、ジト目と言われる表情差分も作ります。色々な物を見て他の人と違った引き出しを作っておくと、他の人と違う表情を作れる事で仕事に繋がったり自分自身の武器になる事も教えてくれます。
口の作り方
グルーでメッシュを繋げる事で口の口内を動かさずに動かすメッシュ分割方法、猫口で「あいうえお」を作りやすくする方法、下絵に合わせて形状を同じ見た目に細かく調整するプロのこだわり、ブレンドシェイプを使って閉じた時、開けた時の口を動かしやすくする方法など解説してくれます。
また2D絵ですが、口を開けると頬が動きした瞼が上に上がる事など、細かな調整を入れる事でより表情豊かにする方法、人間は目など左右対称ではなく若干のずれがあるので、そのずれを追加してあげる事でより自然に表現する方法も教えてくれます。
頭部・髪の毛のモデリング
髪の毛のモデリングでは先に揺れ物を制作する事や、データ構造をしっかり作らないと後々データ容量が大きくなってしまう実践的な部分も解説。実際どのようにトラブルが起こるのか実演もしてくれます。
また、 めてねぇさんが経験した、最終的に髪の毛は正面から見た状態で動くと、おかしくみえるので、左右上下などにキャラクターが動いた後にクライアントやデザイナーさんに確認をした方がいい事も教えてくれます。
それぞれの髪の毛はどんなメッシュ分割数にしたら揺れやすいのか、スムーズに動く方法、耳に掛かる髪の毛をレイヤー順序ではなく、Live2Dの機能で後ろ側で表示できる方法など教えてくれます。
細かい髪の毛のパーツを全て分けて動かすのか、それとも別けなくてもどうやったら時間を掛けずに綺麗に動かせれるのか考えて作る事も大切と教えてくれます。
帽子の作成方法

よく見ると細かなパーツが大量についていますが、髪の毛と同じ方法でそれぞれ分けて揺れを追加、さらに大きく左と右でパーツ別けして、さらにハイライトだけを別パーツとしてキラキラ素材感が分かるように綺麗に作っています。
ここは、大きなキャラクターを動かしたいという事をメインに考えている人はショートカットしてもいいと、めてねぇさんが言ってるぐらい大変な部分ですが、プロになりたいと思っている人は、この面倒で大変な事をやってみてとめてねぇさんは教えてくれています。
帽子についてる蝶々をパタパタしている動きを付けるには、デフォーマーのハンドルを切り替えたら変形しやすくなることも教えてくれて、それでやらないとどうなるのかも解説してくれます。
頭部の横向きの制作
デフォーマーを使って頭部の動きを作っていきますが、Live2Dを作るので他のLive2Dの作品を真似て作ってしまうかもしれませんが、そうではなく、今回作成するイラストレーターの先生の作品で他のアングルの画像を見てそれを参考にする方が、その先生の作品の雰囲気に合わせて作る事が大事と教えてくれます。
横を向く顔では、その際に顔や目などを圧縮しますが、比率や顔を立体的になる事を考えながら形状を変形すべきポイント、ただ顔を横に向けるだけでは立体感が生まれないので、瞳の中のハイライトや髪の毛なども奥行きを考慮して、立体感を作る方法も解説してくれます。
横に動かすときは、横を向いてる参考イラストをよく見てどうなっているのかじっくり確認しながら作り、イラストレーターさんの世界観を壊さずに作る事の大切さも解説しています。
体のモデリング
胸がどこまで揺れるのか、胸が揺れるという事は鎖骨の位置など人体的な事も考えて、さらにその上の装飾パーツも一緒に揺れる事なども解説してくれます。また胸が大きくても、どんな衣装を着ているのか等でその重量感とかを感じれる事を考えながら揺らしてリアリティをだす事が大事とも解説。
メッシュの分割数をはじめは少なく、それでも変形しずらい時は少しずつ分割数を増やしていく事が大事と教えてくれます。
左右だけではなく上下に動いてその時に足が内股にかがむ方法や、がち恋距離といわれる、前傾姿勢、のけぞり姿勢、左右にや柔らかく体が動く動きも作りますが、その時になぜそのような形になるのかも言語化して解説。
装飾品などもかなりパーツをつぶしたり伸ばしたりして変形させて動きに合わせて自然になるように調整しています。
また、腕についてるパーツなどもちゃんと角度が変わってるように変形させる事で自然に動いてるように見せる事が大事だったり、大きなパーツをとらえて、さらにその上にある細かなパーツを動かす事を考えるとLive2Dで上手に動かしやすくな事や、様々な資料をみたり、鏡を見て自分の体が実際にどう動いているのか確認する事も大事で、頭の位置に合わせて体をもっていく事を考えているなど、単にツールの使い方だけではなく、人体構造を考えながら動かす事が大事と教えてくれます。
VTube Studioを使いこなす
VTube Studioでの読み込み表示する方法、高品質にテクスチャを表示する方法、細かな設定で頭と体の動きを自然に見せる方法、webカメラを使った際の設定、表情の設定、杖を持っていないバージョンを表示する設定も解説。
Live2Dモデルのクオリティチェック
Live2DからVtubeスタジオにモデルをその都度書き出して差し替えずに、簡単に確認修正する方法。また、ビジュアルエフェクト機能でモデルにフチを追加する機能、アニメーションの追加方法など紹介してくれます。
クライアウントワークのアフターケア
イラストレーターさんや企業からくる修正にどう対応したらいいのか実務的な内容、制作に掛かる時間に修正用の余裕を持つことや、工数を抑える工夫が必要な事も教えてくれます。
修正をとんでもない数お願いされないように、めてねぇさんが円滑に仕事を進める上でやってっていることも教えてくれます。これは、Live2Dに限らずどんな仕事でも応用できる内容なので、実務でやろうと思っている人はとて勉強になります。
めてねぇさんが会社を辞めて月収5万円をのりこえた方法
めてねぇさんが会社員として働いていた時から、フリーランスになり今現在Live2Dだけで生活できるようになった話を解説してくれますが、当たり前ですが、とにかく作品を用意する事が大事という事、さらに自分をブランディングして仕事を探す方法、制作する上で言った・いわないなどのトラブルを回避する方法など具体的に教えてくれます。
動画の最後に
最後は、めてねぇさんが人生を掛けてLive2Dモデリングでいい物を作る事、途中で逃げ出したくなる事件や大きな失敗等をしても、1つずつ向き合って成功するまでやり続けてチャレンジする事の大切さを教えてくれます。
総合感想
ダイナミックな表現を可能にするVTuber用Live2Dモデル制作
今回扱うキャラクターは物量が多く、とにかく作業量の多い内容です。
講師自身も「かなり大変」と語っているほどですが、その分、仕事として通用するレベルの作業量と密度を実際に体験できる、非常に貴重な講座です。
Live2Dモデラーとして仕事をしたい人にとって、実際のテクニックに、実務でどれだけのクオリティが求められるのか学べる内容になっていました。一方で、1から超初心者向けにソフトの使い方を手取り足取り教えてくれるタイプの講座ではなく、少しでもLive2Dを触ったことがある人向けの内容だと感じました。
・なぜその作り方をするのか
・仕事として受けた時に、どこまで作り込む必要があるのか
・クライアントやイラストレーターとどう向き合えばいいのか
こうした 実務で本当に必要な視点を、実際に手を動かしながら、言語化して教えてくれる点が最大の魅力です。
・ Live2Dを少し触ったことがある
・ 趣味から一歩進んで、仕事として考え始めている
・ 「なんとなく動かす」から卒業したい
そんな人にとっては、遠回りを減らしてくれる、非常に価値の高い講座だと感じました。一方で、完全な超初心者向けではありません。Live2Dをまったく触ったことがない人は、基礎を一度軽く学んでから受講する方が理解しやすいと思います。
「本気でLive2Dモデラーとしてやっていきたい」「仕事レベルの考え方を身につけたい」そう思っているなら、この講座は間違いなく見る価値のある内容です。
Live2Dで悩んでいる時間を減らし、「どう作ればいいのか」を自分の中で判断できるようになりたい人は、ぜひチェックしてみてください。
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