Ucupaintは、Blenderでテクスチャをレイヤー管理しながらペイントできる無料アドオンです。今回バージョン3.0が公開され、UIの刷新に加え、調整レイヤー、球面・円柱デカール、独立した高さ・ベクトルディスプレイスメントチャンネルなどが追加されました。
新しいUIはレイヤー一覧を中心とした画面構成になり、その他の設定は折りたたみパネルや、ボタンから開くポップオーバーに整理されています。各チャンネルの基本値を編集できるベースレイヤーが自動作成され、カラーやラフネスなどを調整できます。
新しく追加された調整レイヤーでは、すぐ下のレイヤーに対して色や明るさなどを調整できます。元のペイントを直接変更せず、別のレイヤーで見た目を調整可能です。
デカールには球面と円柱の投影方式が追加され、球状や円柱状のモデルに合わせて画像を配置可能。

ノーマルチャンネルの一部だった高さ情報とベクトルディスプレイスメントは、それぞれ独立したチャンネルになりました。BumpはHeightに変更され、標準設定ではノーマルチャンネルにバンプとして反映されます。
また、テクスチャの凹凸に合わせてモデルを変形させるための設定を、まとめて行うQuick Displacement Setupを使用できます。メッシュの細分化にも対応し、凹凸の見え方を確認しながらポリゴン数を調整可能です
チャンネルとレイヤーで分かれていたプレビュー機能も統合され、チャンネル、レイヤー、レイヤーのアルファ、マスク、カスタムデータを同じプレビュー機能で確認できるようになりました。
ベイク機能にはBake Targetが導入され、出力先ごとに名前や解像度などを個別に設定可能。チャンネル作成時にベイクターゲットが自動生成されるため、最初から手動で用意する必要はありません。
AO・ラフネス・メタリックを1枚にまとめるORM形式をメインのベイク先として使用できるほか、カラー属性へのベイクにも対応しています。
その他、新しいアイコンの採用、VectorからMappingへの名称変更、UVマップ関連の操作や画像の読み込み、ノーマルのベイク、レイヤー複製時の不具合修正なども行われています。
Ucupaint 3.0はGitHubから無料でダウンロードして利用可能です。
