Blendeでモデルを作ったら、そのモデルが鉄なのか?ガラスなのか?どんな素材で出来ているのかマテリアル(質感)を付ける方法を記事にしました。
今回は以前作ったコーヒーカップに質感を付けていくのでこちらの記事も合わせて読んでみてください。
Cyclesで確認しながらマテリアルを付けて行きます
モデルを作ったら右上の【3Dビューのシェーディング】に切り替えて、カメラマークの【レンダープロパティ】の中にあるレンダーエンジンを【Cycles】に変更します。
リアルな影の落ちてる作業画面に切り替わりグリグリ動かしながらも質感を確認する事が出来るようになります。
モデルにマテリアルを適用する
モデルにマテリアルを追加するには、モデルを選んだ状態から赤いマークの【マテリアル プロパティ】をクリックします。
マテリアルプロパティの画面が表示されたら【新規】をクリックする事で選んでいるモデルにだけマテリアルが新しく作られて適用されます。
サーフェスのベースカラーを白から他の色に変えると直ぐに反映されます。
マテリアルの名前を変更する
マテリアルの名前を変更するには、真ん中の黒い枠部分をクリックして変更すると選んでいるマテリアルの名前を変更出来ます。
他のマテリアルを適用する
共通するマテリアルを他のモデルにも適用したい場合は【リンクするマテリアルを閲覧】のアイコンをクリックするとズラッと作られているマテリアルが表示されるのでその中から選ぶと適用されます。
プレビューでマテリアルを確認する
作ったマテリアルの質感を簡易的に確認したい場合は【プレビュー】を開くと質感をシンプルなモデルに割り当てた状態でリアルタイムに確認する事が出来ます。
マテリアルを削除する方法
Blenderでいらないマテリアルを削除するにはアウトライナーで左上から【Blenderファイル】を表示してマテリアルの中からいらない物を選んで右クリックから削除します。
マテリアルの質感を作る方法
マテリアルの質感はサーフェスの中のパラメーターを調整する事で色々な質感を表現出来ます。沢山パラメーターがあって頭が痛くなりそうですが使うパラメーターは決まっています。
陶器の質感
テカテカと映り込む陶器のような質感はスペキュラーだけを1.0%にします。
クロムメッキの質感
クロムメッキのような反射している金属の質感はメタリック1.0%にスペキュラー1.0%で表現する事が出来ます
ザラザラとした金属の質感
ザラザラとした金属の質感はメタリック1.0%、スペキュラー1.0%、粗さ0.5%で表現出来ます。
ゴムやプラスチックのような質感
映り込みのないゴムやプラスチックのような質感はスペキュラー1.0%、粗さ1.0%で表現出来ます。
ザラザラしたガラスのような質感
少しザラザラとしているガラスのような質感はスペキュラー1.0%、粗さ1.0%、伝播1.0%で表現出来ます。
透明なガラスの質感
透明なガラスの質感はスペキュラー1.0%、伝播1.0%で表現出来ます。