九州大学 世界に先駆けてリアルな「3Dデジタル生物標本」を1400点以上公開
sketchfab ffish.asia / floraZia.com
九州大学は世界に先駆けてデジタル化された生物標本のフォトグラメトリで作成された3Dモデル1400点以上をsketchfab上で公開しました。クワガタやザリガニ、カエル、フナから植物、果物など様々な種類のモデルが公開され、ほとんどのモデルはCC BY4.0ライセンスなので誰でも自由にダウンロードして商用利用も可能です。
それぞれのスキャンされた元のモデルがどこで採られた物なのかもsketchfab上のページでは記載されています。そのまま使うのでなくCGモデルを作る場合にもどのような形になっているのか資料として非常に見ごたえのある内容となっていますが、これだけのモデルを一体どれだけの人数と時間を掛けて作成したのでしょうか。
例えばこちらのカブトムシのモデル
脚が開き綺麗なポーズを取った状態でスキャンされています。
モデルは寄りでも質感がしっかり表示され、高品質なテクスチャが表示されているのが確認出来ます。
こちらのヤマツツジと言われる花の場合もペタッと花を置いて撮影されたものではなく、綺麗に枝と葉っぱに花が開いている状態で撮影されているのでどのように花が咲いているのか形状までしっかり把握する事が出来ます。
テングダイと言われるこちらのお魚もヒレ部分がしっかり両サイドに開いて水中でどのように泳いでいたのか分かるモデルとなっています。ページ内には撮影されたお魚の写真が掲載されていますが、形も柔らかく立てる事も出来ない魚をどのように撮影したのか気になる所です。
ちなみにCC BY4.0ライセンスは無料使用する事ができますが、使用する場合にクレジット表記が必要なので注意してください。