4 月下旬の Unreal Engine、Twinmotion、および RealityCapture 価格変更のお知らせ
Unreal Engine 5.4 のリリースと同時に、2024年4月下旬から新しいシートベースの Unreal サブスクリプションを導入すると発表されました。この 1 シートあたり 1,850ドルの新しい価格設定は、ゲームを開発していない年間総収益が100万米ドルを超える企業に適用されるとの事です。(現在の日本円で約1億500万円を超える企業)
1,850ドルのシートの料金を支払う必要のある人
- 年間総収益が 100 万ドルを超える企業
- ゲームを制作していない(映像制作、建築、広告制作など)
- サードパーティのエンド ユーザーにライセンス供与し、ランタイム時に Unreal Engine コードに依存するアプリケーションを作成していない
学生やアマチュアは今後も無料で使用可能
ただし、学生、教育者、アマチュア デベロッパー、年間総収益が100万ドルに満たない企業では無料で使用することが可能で、ゲーム開発者向けのライセンスモデルに変更はなく、引き続き総収益が100万ドルを超える製品については5%のロイヤリティを支払う必要があります。
Twinmotion、RealityCaptureが学生やアマチュアが無料利用可能
TwinmotionとRealityCaptureが今回の更新の一環として、学生、教育者、アマチュアデベロッパー、年間総収益100万ドル以下の会社は無料で使用出来るようになりました。RealityCapture1.4リリース以降、Pay-Per-Input (PPI) 価格モデルの提供は終了するとの事です。こちらも2024年4月下旬から使用可能になります。
撮影した画像から3Dモデルを作成出来るRealityCaptureはソフト自体は無料で使えましたが書き出すには料金が必要だったのでこれはうれしい更新ですね。
RealityCaptureがどんなことが出来るのかはこちらの動画で確認する事が出来ます。