Adobeは2026年8月11日、After Effects Betaの新機能を公開しました。「After Effects AI Assistant」をはじめ、新しいガイド機能、Object Matteのディスクキャッシュ、Contour Paintエフェクトなど複数の新機能が追加されています。
After Effects AI Assistant
After Effects内に用意されたAssistantパネルから、やりたいことを自然な言葉で入力することで、プロジェクトの整理、エクスプレッションの作成や修正、画像・動画の生成など、さまざまな作業をAIで出来るようになります。
After Effectsの操作方法を調べながら作業したり、複雑なエクスプレッションを自分で一から記述したりする手間を減らせる事が可能になります。
新しいガイド機能
ガイド機能も強化され、パーセントを基準とした位置指定、画面端へのピン留め、ガイドごとのカスタムカラー、改善された編集コントロールなどが利用できます。
Object Matteがディスクキャッシュに対応
AIを利用して映像内のオブジェクトを切り抜ける「Object Matte」では、新たにディスクキャッシュが利用可能になりました。Object Matteで伝播処理した結果をディスク上に保持できるため、プロジェクトを閉じた後でも解析結果を維持できます。
新エフェクト「Contour Paint」

映像をスタイライズできる新しい「Contour Paint」エフェクトが追加されました。
フレーム内の輪郭を解析し、その輪郭に沿ってピクセルを引き伸ばしたり、ポスタライズしたりすることで、通常の映像から絵画やイラストのような特徴的な表現を作成可能です。
エフェクトにカラーラベルを設定可能
Effect Controlsパネルでは、それぞれのエフェクトにカラーラベルを割り当てられるようになりました。大量のエフェクトを使用している場合でも、用途ごとに色分けすることで目的のエフェクトを見つけやすくなり、複雑なコンポジションの管理がしやすくなります。
Effect Controlsパネルを刷新
Effect Controlsパネルでは、アイコンを利用したコントロールなどが導入され、エフェクトの確認や管理をより分かりやすく行えるようになっています。
アンカーポイントを素早く変更
2Dレイヤーのアンカーポイントを素早く変更できる「Quick Set Anchor」が追加され、Propertiesパネルまたはキーボードショートカットからアンカーポイントを簡単に調整出来ます。
Alt / Option+ドラッグでレイヤーを複製
レイヤーをAlt(Windows)またはOption(Mac)キーを押しながらCompositionパネルへドラッグするだけで、そのレイヤーを複製できます。
After Effects BetaはCreative Cloudから無料で試せる
今回紹介した機能はAfter Effectsの正式版ではなく、After Effects Betaで利用可能です。Creative Cloudデスクトップアプリを起動して「ベータ版アプリ」からAfter Effects(Beta)をインストールすることで試すことができます。
