Loopcutは、ChatGPTなどのAIに文章で指示することで、マテリアルの変更、ライティング、オブジェクトの整理、レンダリング設定などをお願いできる、オープンソースのBlender派生ソフトです。
Blender MCPを使わずに、ソフト内の会話パネルからChatGPTへ直接作業を指示できます。ChatGPT PlusまたはProのアカウントでサインインすれば、契約プランの利用上限内で使用でき、別途APIキーを用意する必要もありません。
Blender MCPは、普段使用しているBlenderを外部のAIアプリにつなぎ、AIから操作できるようにする仕組みですが、Loopcutは、Blender5.2本体にAIとの会話パネルを組み込んだ専用アプリです。
どちらも文章でBlenderの作業を指示できますが、Loopcutでは、指示の入力から進行状況・作業結果の確認までをBlenderの画面内で行えて、変更前へ戻す機能も用意されています。
例えば、「このキューブを木製の宝箱に変えて、石の床の上に置き、暖かい光のランタンで照らしてください。」と入力すると、
Blender内で宝箱やランタンが配置され、指示に合わせたシーンが作られているのが分かります。

実行後には、実際のシーンで何が追加・削除・変更されたか表示され、ビューポートのキャプチャやレンダリング結果を確認しながら作業を進めます。
また、シーンを変更する会話ごとにチェックポイントが作成されるため、意図した結果にならなかった場合は、シーンと会話を変更前の状態へ戻すことが可能です。
参照画像を添付し、ビューポートの画像と比較しながら調整する機能や、「@名前」で特定のオブジェクト、マテリアル、コレクションを指定する機能も搭載されています。
ChatGPT PlusまたはProでサインインする場合、AIとの会話はChatGPT側の利用枠を消費し、エージェントの利用に対するLoopcut側の追加料金は発生しません。
ChatGPT以外にも、自分のAPIキーを接続したり、OllamaやLM Studioなどで動かすローカルモデルを利用したりする方法に対応しています。
このほか、Loopcut独自の無料プランと有料プランも用意されています。Windows 64bitとApple Silicon搭載Macに対応し、Windows向けにはインストーラーとポータブル版が提供されています。
Loopcutの無料アカウントを作ると、素材検索と、初回100クレジット分のクラウドサービスを試す事が可能となります。
普段のBlender環境を使い続けたい場合はBlender MCP、会話パネルを含めて一つのアプリ内で作業を進めたい場合はLoopcutを使うとよさそうです。
You can now use your ChatGPT subscriptions directly in Blender.
No need for the Blender-MCP. https://t.co/FLEZYUA1XF
— spuice (@spuicey) October 20, 2026

