2018年7月23日届いたので本書を読んでみました
届いた本書を読んだので内容を少しご紹介したいと思います。また、書籍の写真はボーンデジタル様に確認をして掲載許可を頂いてます。
まずは中身に記載されている説明が全て日本語なので分かりやすくなっています。
最初は簡単なこのキャラクターをモデリングする方法を1から教えてくれながらUV展開してテクスチャーを書く所まで教わり、Zbrushの基本的な部分を勉強出来ます。
その次に女戦士のスカルプト方法を教えてくれますが、
どうやって女戦士のプロポーションを作り上げていけばいいのか、とても分かりやすく1から丁寧にその過程が記載されているので、同じ見た目になるように作っていけば誰でも難しくなく女戦士を作れるようになっています。
ここまで1から丁寧に教えてくれると、文章を読むのが苦手な人にも感覚的に分かりやすいと思います。
その次にはクリーチャーを作りながらハードサーフェースのボディーアマーをどうやって作っていくのかを実践的な方法を解説してくれたり、
ZModelerの使い方からハードサーフェースのプロダクト系モデリングをする方法を解説してくれます。
キャプチャー画像が多く載っているのでZbrushの使い方だけじゃなくトポロジーの流れの勉強にもなります。
ひと手間掛かるモデルもどうやって作っていけばいいのか分かりやすいですね。
また日本語の書籍としては少ないKeyshotの解説を数ページに渡って詳しく解説してくれてるので、使い方がイマイチ分からないという人にはかなり重宝する内容となっています。
タイトル的にZbrushを少し学んでいてもっと深く勉強したい人向けかなと思いましたが、難しい内容ではなかったので、ガッツリモデリングして上手くなりたいと思っている初心者の人にもオススメの書籍だと思いました。値段は少し高いですがフルカラーで見やすかったです。
ボーンデジタルさんよりZbrushのチュートリアル書籍【ステップアップのための ZBrush ガイド】が発売されます!サンプルページを見させて頂いた感じだとZbrushを少し触ってもっと上手くなりたいという人向けの内容かなと思いましたが、元々は海外で販売されていた書籍【Beginner’s Guide to ZBrush】を日本語に訳された本という事でとても重宝すると思います!
2018/7/16発売予定 ステップアップのための ZBrush ガイド 大型本
以下抜粋 世界のアーティストたちに学ぶ ZBrush テクニック
3Dでの制作能力は、多くのクリエイターにとって、ますます価値の高いスキルになっています。そして、Pixologic社の ZBrush を使うアーティストや学生は、ますます増えています。この ZBrush の3Dモデリングへのアプローチは、実際の粘土彫刻に似ており、デジタルモデル制作に直感的な方法を求めるアーティストの1つめの選択肢になっています。本書は、ZBrush の主要ツール、テクニック、そして、制作ワークフローについての解説やチュートリアルを提供する 世界のプロフェッショナル アーティストたちによる ZBrush の導きの書です。有機的なキャラクターからハードサーフェスのメカまで、制作のポイントも解説します。また、KeyShot でのレンダリングや3Dプリントのテクニックも紹介します。