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morph UVしたままペイントにスカルプトが可能に!Zbrush2019次期バージョンに追加される新機能まとめ

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2019年9月に開催されたZbrush Summitで次期搭載予定の新機能について紹介された動画をまとめてみました。今回の目玉はアルファブラシを簡単に作れるようになり、morph UVしたままペイントにスカルプトが可能になった事です。

アルファブラシを作るのがZbrush内で簡単になった

スカルプトして作った凹凸をアルファブラシとして画像を瞬時に保存する事が出来るようになりました。

とても簡単にアルファ画像が保存出来るのでタイリングしたりするのも非常に効率的になりそうです。

XTractorブラシを選択して一直線に穴の空いたモデルもGキーを押しながらなぞると

縦長のAlpha画像が作られています。

テクスチャのある3Dモデルもなぞると

木目だけでなくカラーテクスチャも保存されます

エカルプトしたモデルを部分的に元に戻せる

HistoryRecallブラシでは

ツルツルのモデルと鱗の作ったモデルを2種類用意して、

ツルツルのベースモデルの情報を保存すると

レイヤーで別モデルとしてあるのにかかわらず、ブラシでなぞった部分の鱗が消えてるのが分かります。Morph Targetし忘れたという時にも安心してスカルプト前に戻す事が可能となっています。

色を色相彩度、RGBのパラメーターで調整出来る

Adjust Colorでは

モデルの色を色相彩度にRGB数値のパラメーターで変更して

色を瞬時に変える事が出来ます。

色を選択するだけでマスクが簡単に取得出来る

Mask By Colorではモデルに着色した色を選ぶだけでマスクを作る事ができるようになり、Mask By colorとAdjust Colorを組み合わせると部分的な色変更がよりお手軽に調整する事が出来るようになっています。

UV展開された画面でペイント可能に

morph UVでモデルをUV展開された状態でペイントが可能になったので

真上から展開されたUVにペイントすると

ラウンドしているモデルにも簡単にテクスチャを反映させる事が出来ます。

そしてペイントした後に

Adjust Colorで色相を変更したり、

Mask By colorで緑部分だけをピックして

マスクを調整して

色を指定のカラーで塗る事も出来ます。

スカルプトもUVに直接反映される

洋服などを筋彫りしたい時にも従来は細かい奥行きのある部分は非常にやりづらかったですが、

Paintブラシであたりを付けて

morph UVで展開すると

綺麗に筋彫りする事が可能となっています。

 迷彩パターンも歪みなく綺麗に貼り付けれます。

素晴らしいですね。

どの方向を見ているのか分かりやすい機能が追加

モデルがどの方向を見ているのか今まで分かりづらかったですが、

CamViewではにチェックを入れると右上にキャラクターを表示してどの方向をみているのか分かりやすく表示する方法が追加されました。

カメラを斜め左にするとキャラクターのアイコンも左を見ており、

キャラクターは自分で作ったモデルで表示する事も可能となっています。

ちなみにコメントでは追加されるはずのUVツールがなかなか実装されない事に不満が書かれていましたが、一体どうなったのか気になるところですがますますZbrushが便利なツールとなっていく事は喜ばしい事だと思います。

何よりもバージョンアップを何度しても一切アップデートにお金が掛からないのは非常にありがたくAutodeskさんも見習ってもらいたい所です。

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