同じモデルのナットを沢山配置したけど、
UV展開し忘れていた!
こんなに沢山あるモデルを1個1個展開するのは到底面倒ですよね…。なので最近までは1個展開してそれをコピペで再配置してましたがそれも手間。しかし、それを解決するプラグインがありましたのでご紹介です。
UV展開スクリプトのインストール方法
使い方はとっても簡単。こちらのサイトに書いてあるpythonスクリプトをコピーして
Transfer UVs from one object to multiple objects MAYA
[aside type=”normal”]
import maya.cmds as cm
#grab all the selected objects
selectedObjects = cm.ls(sl=True)
#save first one into variable
#pop first one out of the selected objects list
driver = selectedObjects.pop(0)
#for each object in the selected objects list
for object in selectedObjects:
cm.select([driver,object])
#transfer attributes
cm.transferAttributes(sampleSpace=4,transferUVs=2, transferColors=2 )[/aside]
mayaのスクリプト部分のpythonにペーストします。MELじゃないですよ。
入力したらそのままでも使えるけど、シェルフにショートカットを追加しておくと便利なので、文字を全部選択して中ボタンで文字を移動させればアイコンが作られます。これで次からこのボタンを押せば処理が実行されます。これでインストール完了。
UV展開プラグインの使い方と注意
まず注意してもらいたいのが、同じモデルじゃないと反映されません。ちょっとでも形が違うとUVがちゃんと転送されずに壊れてることがあります。お、形が少し違うけど、UVが転送されてると思ってもよく見ると壊れてるんですよ…。注意してくださいね。
で、使い方ですが、ベースとなるモデルを1つ綺麗に展開します。
展開したモデルを選択してから、
同じモデルを全て選択します。アウトライナーから一気に選ぶのが早いです。
で、先ほど登録したスクリプトボタンを押すと、最初に展開したUVと同じUVになるんです!便利!
しっかり同じUVとなっています。
コピーし終わったら全部のオブジェクトを選択してヒストリーを切るのを忘れずにしてください。展開したモデルを間違って削除したら転送されたモデルのUVが全部壊れてしまいます。
モデラーな是非とも覚えておきたいスクリプトのご紹介でした。これで明日からちょっとは早く帰れるようになるはずです..。
ただし今回の様にならない為には、あらかじめ同じモデルを配置するならUV展開してから配置すればいいんですが、ほかの人が作った展開されてないデータがあった時などに使えるんですよ。知っておいて損はしないです。