2014年11月23日に文京学院大学で行われたCGWORLD主催 CREATIVE CONFERENCE2014に行って来ましたのでその感想と忘れない為のメモがてらに書いときます。
●ModelingCafeさんによる「Zbrushによるキャラクターコンセプト」。
PureRefとPinterestにより画像をリサーチして見やすい様にしている。
ざっくりでいいので作り込んでからsubツールに別けて作り込む。
1キーを押して一度ブラシした部分を何度もへこませたりして溝を作る。
zbrushだけで作り込むのではなく、photohsopで細部を詰めてる。
外部のフリーobjデータを使ってパーツを使って情報量を短時間で多くしてる。
いかに短時間で良い絵を作ろうとしるのかが分かりました。ショートカットも多様してるようです。リファレンスを大切にしながら、ロボットだけど間接は何処になるのか?人間の筋肉を見ながら作っていましたので、常に考えながら作る事が大切だという事が改めて感じました。また、keyshotのプレビューが早くて、触ってみたいなと思いました!
●北田 栄二さんによる「現場で役立つプロダクションワークフロー モデリング編」
リファレンスを集めて作る事を大切にしてました。
モデリングする上で人体を置き、物の大きさを常に分かる様にしてました。例えば窓の大きさだったり、手すりの位置がどこになるか人間が置かれてるだけで大体の大きさが分かりやすよね?という事です。
海外と日本の違いという部分では、海外のアトーディレクターはとにかく褒めてくれるそうです。褒めて気分を上げてから、こっちもその良い感じにしてくれないかな?という感じでやる気を上げるのが非常に上手だそうです!CG業界ではありませんが、日本人はそういった事が確かにあまり無く感じますね。ここはいいけど駄目だったら、駄目な所を良くしてよ。という事しか言われない気がします。お前はプロなんだからそれぐらいやれよ!と、頭ごなしに言われる事も僕は働いてる時にありましたが、そんな事を言っても相手のモチベーションが上がるのか?と言われたら、海外の方は人を持ち上げるテクニックがお上手なんでしょうね。もちろん個々の能力が高い事が前提でしょうけどね・・・。
北田さんの作ってるロボが動いてた・・・!!細部にわたってまで動いてた・・・!!
何より、本を早く出版してもらいたい!!!そして今度は本だけではなく、出来れば動画でも販売をしてもらいたい・・・!!
●ジェットスタジオさんによる「文系によるCGWエフェクト連載奮闘記~シーンデータもあるでよ~」
分かりやすかった!エフェクトのソフトについてはそこまで解説はせずに、根本的に大切な事はその動きがどうなってるのかを考えて作る事が大切という当たり前の事を、どれぐらい考えて作り上げてきたのかを詳しく教えてくれてたので、「どうやって考えたらいいのか?」という事が勉強になりました!CGを触ってない人でも見てるだけで楽しい講演だったんじゃないのかな?と思いますし、作っては上司チェックでNGが出て、考えて作ってまたNGが出て・・・最終的にOKが出るまでの仕事の流れも隠さずに教えて頂けた部分はとても良かったです!
●カプコンさん 「カメラ的に正しいフォトリアルグラフィック制作ワークフロー」
フォトリアルという部分で絵作り的な部分を教えて頂けると思ったら実践的すぎて付いてけなかったです・・・。
家でCGをやってる方が勉強にはなりますが、刺激という部分では特に変化が無いので今回参加して非常に良かったです!特にカフェスペースにあった学生さんのポートフォリオがハイレベルすぎて自分のレベルの低さを痛感しました。今時の学生さん本当凄すぎる。。無料で有名な方のお話を聞ける機会というのは滅多にないので参加した事が無い人は是非参加した方がいいと思いました!また、ボーンデジタルさんからは来場者限定の書籍20%オフURLを教えてくれたりと、交通費が浮く以上のサプライズプレゼントもありましたので、とってもラッキーな1日でした!次の開催も楽しみだな!