3Dオブジェクトに手書きの様なラインを描ける多数のアニメで使用されているPnecil+4にBlenderバージョンがリリースされました。均一な太さで綺麗なラインを描けることが特徴で、ラインをビューポート上でリアルタイムに確認しながら作業する事が可能です。
機械的で均一なラインから、オブジェクトからはみ出したラフスケッチのような表現、漫画のような「入り」「抜き」のある抑揚豊かなラインまで、その表現力は多彩で、Pencil+ Lineのページではどのような事が出来るのかライン機能一覧を確認する事が出来ますが、PSOFTHOUSEの公式Youtubeではそれぞれの機能を詳しく解説している動画が公開されています。
他ソフトバージョンではセル画表現出来るマテリアルもありますが、Blenderバージョンは現在ラインだけに特化された内容となっています。
使用するには、有料の外部アプリケーションからライン描画に必要なデータを受け取り、ライン描画結果を返すスタンドアロンアプリケーションのPencil+4 RenderAppが必要で、Blender側ではPencil+ 4 Line for Blenderの無料アドオンを導入する必要があります。
気になるお値段は14日間の無料体験版が用意されていますが、永久ライセンスのスタンドアロンは63,800円で永久ライセンスのネットワークライセンスは95,700円となっています。
twitter上では実際にPencil+4 Blenderを早速触った人の感想と作例がアップされています。
pencil+4 line for blender…✨
ビューポートでエラー出てもレンダリングしたら全部描写されたすごい…ありがとうございます🙏#psoft #pencil4 #b3d pic.twitter.com/zdN0awT1Am— sachiko15 (@vaguely20) April 18, 2023
Pencil+ 4 Line for Blenderを触ってみました。ラインが綺麗に出て楽しい!#vrc華夜 #b3d #pencil4 pic.twitter.com/iKS2SgVx0T
— Sasaca – 3DCG製作 (@sasa_cafe_) April 18, 2023
リリースされたので早速PSOFT Pencil+ 4 Line for Blender触ってみてる
設定の仕方はほぼ3dsmax版と同じ感じ
freestyleの線マークがそのまま選択エッジとして描画される
そしてやっぱりなんといっても、ビューポートでリアルタイムに線が確認できることが神!! pic.twitter.com/oX9JTMhmEG— 山ノ宮 (@yamanomiya) April 18, 2023
Pencil+ 4 Line for Blender体験版。
特に難しい設定もなく、基本の設定でレンダリング。ShotBooth同様に線がキレイ、Freesyle辺も線が出て、動作も軽く、blender内で完結。今まで思ってた理想的なツール。
ただ値段はそれなりにするので、個人で使うとなると…… 欲しい。#pencil4 #b3d #3dcg pic.twitter.com/aeVVzSuG8l— 雨乃小箱 / 箱庭庭国 (@hako_kuni) April 18, 2023