Max PulieroさんのチャンネルでBlenderのクロスシミュレーションを使用してリアルなシワの入ってるズボンを作成する方法を紹介している動画が公開されています。有料アドオンを使わず綺麗に作っているので是非参考にしてみてください。
動画では、用意した衝突判定に使うコリジョン用のズボンをまずは最低限リメッシュして軽くしてから、リアルスケールではなくそこから10倍サイズにする事で良い結果が得られやすい事などの細かいポイントも解説。
グリースペンシルでズボンのポケットやベルト部分などのあたりを描き、シュリンクラップモディファイアを使ってズボンをリトポロジー作成して人物の脚が隠れるようにサブディビジョンを使用してスカルプトで調整してベースのズボンモデルを綺麗なトポロジーで作ってから、ズボンのパーツをそれぞれ分割して素材を作り、
細かく分割したモデルを繋げる部分を今度はF2アドオンでブリッジして面だけを削除してカーブエッジだけが交差しないように設定。
足首が隠れるぐらい長くモデルを作っておいて、足をシェイプキーで動かす事で足回りに綺麗なシワを再現する方法も解説。
クロスシミュレーションの設定をデニムしてパラメーターをそれぞれ調整。事前にUVを展開しておいてからUVモデルを平面に変換するUVtoMeshアドオンを使用して、それをリメッシュモデルの周りに配置してアニメーションを再生させてズボンを作成。
さらに、四角形のままより、最後はシワを増やすために解像度を上げようとサブディビジョン回数を増やすとエッジ同士を繋げるカーブが増えて手間が掛かるので、扇状に分離してから四角形にしてシミュレーションをする事でさらに綺麗なシワを作成する事など細かな情報も知る事が出来ます。