デジタルフロンティアがNetflix「今際の国のアリスシーズン2」に出てくる渋谷の荒廃した背景シーンでUnrealEngineをどのように使用したのかワークフローを解説している動画が公開されています。
シーズン1ではVrayで背景が作成されていましたが、シーズン2ではUnrealEngineを使用する事によってレンダリング時間を節約しながらレイトレーシングを使用してフォトリアルな絵作りが可能になり、植物のレイアウトがしやすく草木の揺れシミュレーションコストが削減できる等のメリットがあったとの事が解説されています。
また、配置用のツタや雑草などはMegascanやマーケットプレイスで購入した素材等を使用しつつ、近景用では撮影したスキャンメッシュを使用したりしているとの事。ライティング等の具体的な手法や、UnrealEngineとVrayのレンダリング時間の比較ではUEでは1.5分、Vrayは100分もかかった等も説明。レンダリングした画像とコンポジット画像の比較など見応えのある内容となっています。
netflixでシーズン1,2見ましたがどちらも映像が素晴らしくて楽しかった作品です。UEで作成されていたとは。