RagdollはMaya用に開発されたアニメーター向けの物理的な動きを追加してくれるシミュレーションプラグインですが、Blenderバージョンがリリースされました。
Ragdollはアバターや猿の惑星、ハリーポッターシリーズ、スパイダーバース、デス・ストランディング、サイバーパンク2077等数多くの作品で使われています。
アニメーションに使用するコントローラーにRagdollを設定すると、専用のカラフルなガイドが作られるので重さと大きさを設定したら動かして通常と同じようにアニメーションを作成すると、物理的に自然なアニメーションが自動作成されます。
↑カラフルなガイドを動かして手を上げ下げする動きにも、細かな動きをつけなくても最終的に手が下がった時に自然に動くシミュレーション結果が表示されています。
使用環境は、windowsとLinuxだけ対応していてMacは非対応。Blender3.4~4.0で使用可能です。
また、MayaとBlenderバージョンを比較するとBlenderバージョンでは現在、Collision Groupと、Force Fields、Import Physics、Update Physicsが非対応となっていて、0.6倍のパフォーマンスで実行されるとのことです。
体験版は30日間無料で使用出来て、教育版は無料、個人利用だと99ドル、フリーランスだと199ドル、スタジオライセンスは79ドル~199ドルで販売されています。詳しくはこちらより確認してください。
