Blenderで天空、大気、宇宙を物理的に再現できるアドオンTrueSkyが3.0にアップデートされました。
空の色、光の散乱、雲の見え方、明るさの変化などがすべてリアルに動くのが特徴で、本当の大気のように見える空を作れます。
今回のアップデートでは、地上から月の軌道に近い高さまで、シーンを切り替えずに移動する事が可能で、地球の半径を1:1で実寸サイズで忠実に再現されています。また、地球の大気は約100kmありますが、その厚みを正確にシミュレーションしています。
複数レイヤーの雲を重ねる事が可能になり、HDRI生成にも完全対応。フレア、ゴーストなど光学エフェクトも内蔵。
太陽光や空の明るさは実際の光学・測光データをもとに設定されているので、露出や光エネルギー量が現実世界の数値と一致しているので、物理ベースのライティングが可能になっています。
位置情報とロケーション機能も備わっているので、ロンドン、テキサス、東京などをプリセットから選ぶ事も可能で自分で緯度や経度を入力する事も出来ます。
太陽・月・惑星・小惑星帯などの 天体オブジェクトをサポート。さらに、カスタム発光体も追加できます。実際の軌道位置(true orbital positions) をもとに配置され、オブジェクトのサイズも 自由にスケーリング可能。Nasa提供のHDRIテクスチャ(4K~16K)も切り替え可能です。
リアルなアニメーション付きの揺らぎのあるオーロラを表現する事も可能となっています。
初心者でも簡単に使えるUIを搭載しているので安心して使う事が出来ます。
TrueSky3.0を使用した作例イメージ
直射日光が当たった快晴の午後の空
雲が太陽光をソフトボックスのように拡散した柔らかい光の曇りの夕方
映画のような雰囲気のある自然な夜景も黒つぶれしないで補助光なしで再現可能
TrueSky3はCycles専用のアドオンです。
SUPER HIVE(旧 Blender Market)で、現在早期アクセス版として定価49ドルしますが、20%オフの39ドルで販売していますが、クーポンコード「happysky」を入力する事で7日間限定で35%オフになります。
