Blender5.1がリリースされ公式サイトからダウンロード可能となっています。
今回のアップデートでは、Ray Castノードがマテリアルでも使用可能になり、CyclesとEeveeの両方でNPR表現などに活用できるようになりました。さらに、Light Path Intensityの追加によるライティング調整の強化や、テキスト機能の改善、Geometry Nodesの拡張など、表現力を高める機能が多数追加されています。
また、GPUシェーダーの並列処理やVulkan対応によるコンパイル速度の向上、アニメーション再生やUndo、ブーリアン処理の高速化など、全体的なパフォーマンスも大幅に改善。加えて、スナップ機能や選択機能、ベベル操作の強化などモデリング周りの操作性も向上しています。
さらに、UV編集やペイント、ウェイトペイント、グラフエディタなど各種ツールにも細かな改良が加えられ、日常的な作業の効率が大きく向上するアップデートとなっています。
Rey Castノードがマテリアルでも追加可能
CycelsとEeveeでRay Castノードが使用可能になり、マテリアルでも使用可能になったので、NPR表現などで使う事が出来ます。X-rayのスケルトンアームのサンプルデータはこちらからダウンロード出来ます。
テキストオブジェクトのフォント種類が増加
大量のフォントからテキストを選ぶ事が可能になりました。また、3Dテキストでは輪郭が重なり合う部分も正しく処理して綺麗に立体化する事が可能となっています。
コンパイル速度が向上して起動やレンダリング速度が速くなりました
GPUシェーダーの並列処理やVulkan対応により初回ロード時間が短縮され、フレームバッファの効率化によってメモリ使用量も削減されるなど、全体的なパフォーマンスが改善されています。
Light Path Intensity
プレビュー中にビューポート上で光の影響の強さをコントロールできるLight Path Intensityが追加されました。
アニメーション再生パフォーマンスが大幅向上
ポリゴンメッシュの多いモデルでもシェイプキーが高速になり、さらにボーン数の多いリグでもアクション評価が軽くなることで、複雑なキャラクターでもスムーズに再生できるようになりました。
これらの結果はLinux環境の12コア24スレッド(AMD Ryzen 9 9900X)で計測されたもので、再生時のフレームあたりの平均時間を基準に評価されています。
Face Cneter 面の中心スナップが追加
スナップ機能に、面の中心にスナップ出来るFace Centerが追加され、モデルを配置しやすくなりました。
多角形の面で塗りつぶす機能が5倍速くなりました

スケールで拡大縮小して法線が反転された場合に、チェックボックスから簡単に法線を反転する事が可能になりました。
ループ選択とリング選択でより細かく選択出来る機能が追加
エッジリングやフェイスループの選択は、継ぎ目・鋭利なエッジ・マテリアル境界で停止させることができ、さらにエッジリングでは偶数辺のn角形をスキップするオプションにも対応するようになりました。
ベベルにスナップと、スライド機能が追加
ベベル中にCtrlキーを押しながら操作すると均等な感覚にスナップして、shiftキーを押しながら操作するとエッジをスライド調整する事が可能になります。
元に戻す操作が20~30%高速になりました。
Ctrl+Zで元に戻す動作が従来の20~30%高速で動作するようになりました。
ブーリアンが高速化
メッシュの多いモデルをブーリアンする場合は最大35%高速になりました。
フリーハンドでのベジエ曲線の精度が向上

UDIMタイル内を全て選択出来るようになり、面の不透明スライダーに対応する新しいエッジの不透明スライダーが追加されました。
マスクブラシの切り替えが簡単になりました
Altキーを押しながら左クリックすると、マスクブラシに変わり、Ctrlキーを押してAltキーを押しながら左クリックすると、マスクを消す機能に切り替える事が出来ます。
ブラシアイコンを小さく24個まで表示可能
テクスチャの変更保存のチェックボックスが常にオンになりました

テクスチャの変更が保存されてないファイルを閉じるときに、変更された画像を保存するチェックボックスがデフォルトで常にオンになりました。
ウェイトペイントモードで頂点をループ選択可能

ウェイトペイントモードで頂点をループ選択出来るようになりました。
グラフエディタにスムージング機能が追加

グラフエディタに非破壊的にスムージング出来るSmoothが追加されました。
SVG、PDFデータをインポートして穴のある塗りつぶしにも対応
SVGインポーター、SVGエクスポーター、およびPDFエクスポーターは、穴のある塗りつぶしにも対応するようになりました。
Goemtry NodesにBone infoが追加
Bone infは、アーマチュアオブジェクトからボーン変換プロパティを取得します。これを利用して、リグを使用してジオメトリノードの動作を制御したり、頂点グループ属性を使用してアーマチュアの変形を実装したりできます。
新しいグリッドノードが6つ追加

ボリュームグリッドをゼロから作成したり、セルの数を拡大または縮小したり、ポイントに変換したりできます。
その他全ての機能付いてはBlender5.1のこちらのページから確認する事が出来ます。



