ScanRulerは、CNC Kitchenが公開している、3Dスキャンデータの寸法や形状精度をブラウザ上で確認できる無料のオープンソースツールです。
ScanRulerのwebサイトから、STL・PLY・OBJなどのデータを読み込むことができ、スキャンしたモデルの面を選択すると、その形状を解析して球・円柱・平面として認識し、穴の直径や球の大きさ、平面の位置などを測定できます。作成した点・軸・平面などを利用して、パーツの距離や角度を測定することも可能です。
測定したい場所は自動で認識させるだけでなく、ブラシや投げ縄などを使って範囲を手動指定できるため、スキャンノイズがあるモデルでも必要な部分だけを使って計測できます。
元のCADモデルを読み込んで3Dスキャンデータと位置合わせし、形状がCADからどの程度ずれているのかをカラーマップで表示する偏差チェックにも対応しています。基準モデルにはメッシュだけでなくSTEPファイルも利用できるため、3Dプリントしたパーツをスキャンして元の設計データとの誤差を確認する事も可能。
肉厚測定機能も搭載されており、CADデータを用意しなくてもスキャンモデルから厚みを解析し、薄い部分や厚い部分をカラーマップで確認できます。
また3Dデータだけでなく、家庭用プリンターなどに搭載されているスキャナーで実物を読み取り、その画像から寸法を測定する機能も搭載されています。ネジや薄いパーツなどをスキャンして、長さや穴の直径などを画像上から測定できます。
