例えば頭蓋骨をモデリングしたー!けど、今度はこれをUV展開しなければいけない、という時に皆さんどうしてますか?Mayaの標準UV展開使ってますか?それはそれで使える機能があるんですが、UnfoldとかRelaxとかでひっぱりったり、繋げたり、伸ばしたり、、ああ、面倒だ・・・!もっと、ずばっと簡単にUV展開したいんです!という人の為にUV展開が簡単になる無料で使えるAutodesk公式ツールがあったんです!
外部プラグインを起動する必要もないので非常に使いやすいですよ!
roadkillより、XrayUnwrapを買うよりもまずはこれを試してみてください!
まずはBonusToolsをAutodesk公式からダウンロードしてください。
Bonus ToolsというのはMayaの追加機能みたいですが、これが調べてみると標準で搭載しろよ!と突っ込みたくなるぐらい使える機能が沢山ありますのでこれをインストールしてください。
頭蓋骨を例に展開します。まずはモデリングした状態だと頭蓋骨の上がこんなUV展開図になってる事が確認出来ます。。使えないですね。
インストールするとツール上にBonus Toolsという文字が追加されてるので、そこから→UV Editing→Auto Unwrap UVs Toolを選択します。
骸骨の上のUVを展開したいので、上だけ選択して、Auto Unwrap UVs ToolのEnter Toolをクリックします。
すると、色が変わって何やら文字が表示されます。これでAuto Unwrap UVs Toolが使える状態であるという表示なんですね。これの使い方は、展開したエッジを選択してボタンを押すだけなんですが、そのエッジの追加の仕方と、追加したエッジを削除する方法が、
Add Borders 選択したエッジ部分を追加する。ここを展開するよー!という所ね、
Remove Borders Add Bordersで追加したエッジをやっぱりキャンセルする時に押す、
Contiunue 選択したエッジを展開する時に押すボタン。
Cancel やっぱりやめる。
例えば頭の上から半分にぱかっと展開したいとすると、①エッジを選択して、①Add Bordersを押せば展開するエッジを覚えさせれるんです。1度押せば、shiftを押しながらエッジを選択せずとも覚えててくれて、次々に展開したい場所を、Add Bordersを押せば追加出来ます。
②やっぱり追加したBorder部分を消したい場合は、①エッジを選択して、②Remobe Bordresを押せば消える。
こんな感じでAdd Bordresで展開するエッジを追加して、
Continueを押して、展開されるUVを確認して、
Done 確定。
Go Back 先ほど選択したエッジを再度修正出来る。
モデルにチェッカーを貼付ければこんな感じでマッピングされます。手作業よりもとっても簡単にUVが展開されますよ!
例2
四角形からモデリングしてこんな感じの形状をUV展開する時も、
周りのエッジを選択して、Auto Unwrap UVs Toolをぽちるだけで、Unfolod無しでパパっとUV展開されるんです!
これはいいものだ!