ポリゴンや頂点、エッジを選択する時に使うMAYAの選択ツールの「Marquee」と「Drag」。頻繁に使う基本的な機能だからこそ、改めてその使い方を書いてみました。
見えてる部分を前も後ろも選択してしまうMarquee
Marqueeを選択すると、白い点線で囲った部分だけが選択されます。囲った部分だけといっても、
正面と後ろでみるとこんな感じで、Frontビューから点線で囲ったとしても、囲った部分の後ろも貫通して選択されますが、後ろは選択したくないという時もありますよね。
貫通する後ろは選択したく無いCamera Based selectionにチェック!
チェックをいれると、先ほどと同じ領域を点線で囲ったとしても、
Cameraから見えてる部分だけしか選択されなくなります。カメラから見えてない後ろは選択されなくなるんですね。
特定部分だけを連続して選択したい時に便利な「Drag」
今度はMarqueeの下にあるDragを選択すると、点線で囲って選択するのとは違い筆が表示されます。
これで選択すると、1つ1つのポリゴンを連続してダダーっと流れる様に選択出来る様になるんです!これも非常に使える選択ツールですよ。
TabキーでMarqueeとDragを入れ替えれるショートカットが便利!
MaqueeもDragもどちらか片方だけを使うという事はなく、どちらも頻繁に使いますが、一々左のツールからボタンを押してツールを切り換えるのが面倒だと思ってたら、
「Marquee」を選択した状態で、「Tabキー」を押せば「Drag」に切り替わり、「Tabキー」を離せばまた「Marquee」が選択されるという便利なショートカットがありました!
基本的にMarqueeを選択しとけば、いつでもDragも使えるという事で非常に便利です!覚えておいて損はないとおもいますよ!
ちなみにModoだと一々選択ツールを切り換える事無く簡単に選択が出来ます。Mayaのモデリングはなんでこんなにやりづらいんだろうね。。という人はこの本がおすすめです。
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