質感を調整する時にラフネスを使うとマット質感やツルツル質感を作る事ができますが、毎回、あれ?白いとマット?ツルツル?と分からなくなっていたのでMAYAのアーノルドで質感をつける時の記事を自分用に書いておきました。
金属の表現
ラフネス 0(黒)テカテカ質感〜1(白)ザラザラ質感
金属を表現するに「Metalness/メタルネス」に必ず1が入ります。0.3や0.5などの適当な数値ではなく、1です。「これって金属とプラスチックの間の素材だよね?」という物があれば別だと思いますが..。
ラフネスのパラーメーターが0ならザラザラの質感になり、1ならテカテカ質感になっていますが、ここにテクスチャを差し込む時にテクスチャに黒い画像が多ければ0という事なので、テカテカとなり、白い画像が多ければザラザラになり、同じ金属パーツだけど部分的に傷が付いている場所だけザラザラとした質感表現をする事ができるようになるというわけです。
ラフネスの数値が1(白)から0(黒)になる程テカテカとして
0(黒)から1(白)になるほどザラザラとします。
プラスチック等の表現
金属では無いテカテカとしたプラスチック表現の場合はメタルネスは0にして、スペキュラーカラーにテクスチャ又は色を付けて、ラフネスの数値を1(白)〜0(黒)にするとマットな質感となります。
金属は黒いとテカテカ!
プラスチックは黒いとザラザラ!
いまいち質感をつけるのがわからないという人はこの本が勉強になりますよ。
Maya実践ハードサーフェスモデリング:プロップと背景から学ぶワークフロー (CG Pro Insights)