Adobe After Effects Beta版に新しく、3Dアニメーションモデルの読み込み、ロトブラシのパフォーマンス機能の強化などが追加されました。
Adobe AFter Effects Beta版で追加された新機能
アニメーション付き3Dモデルの読み込みが可能
GLB またはGLTF 3Dモデルには、埋め込みされたアニメーションや、リギングされたキャラクターのモーションを読み込む事が出来ます。アニメーションが埋め込まれた3DモデルファイルをAfter Effectsプロジェクトにインポートすると、アニメーションにアクセスしてコンポジションに組み込むことができます。
ロトブラシ3
髪の毛を整える女性を例にロトブラシ2では難しかったマスク作成も、ロトブラシ3では綺麗に作成が出来ているのが分かります。ロトブラシ3を使用するにはツールからバージョンを3.0に変更します。
キーフレームをコピー&ペーストする
追加のレイヤーを作成せずに、複数のレイヤーにまたがるキーフレーム選択範囲をコピー&ペースト出来ます。
選択したキーフレームの反転ペースト
複数のレイヤーでもキーフレームをコピーして反転ペーストし、配置時間を逆にすることもできます。
現在の時間インジケーター(CTI)の移動
複数のレイヤーを選択している場合に、インジケーター(CTI)を最も古いインポイントおよび最新のアウトポイントに移動するには、キーボードショートカット I キーと O キーを使用する事で直ぐに移動する事が可能です。
ラベルカラーメニューのスウォッチ
プロジェクトパネルとタイムラインパネルでラベル(ラベル列にあるカラー付きボックス)を使用すると、コンポジション、フッテージアイテム、レイヤーおよびキーフレームを一目でわかるように整理できます。
今回紹介したAdobe After Effects Beta版の機能はCreative CloudよりAfter Effects(Beta)(24.5)をダウンロードする事で使用する事が可能となっています。