今回はパイプを作る時に便利なMELのご紹介です。
このMELを使えば、パイプを作る時に、円のカーブを配置しなくても1本のカーブさえ作ってボタンを押せば自動でパイプを作ってくれてサイズ変更も簡単にパイプ形状を作ることが出来るようになります。過去に紹介したこんな事を一々しなくて済むんです。本当に便利なのでMAYAを使ってる人は使ったほうがいいですよ!
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Simple Pipeのインストール方法
Highend3Dに登録すれば無料で使えるので、こちらのページからダウンロードしてください。 Simple Pipe 1.1.0 for Maya (maya script)
maya左下の枠部分にファイルの名前をコピーしてエンターキーを入力
Simple Pipeの使い方
カーブを選んで「Create」を押せばパイプが表示されます。一瞬で作られますが、この手軽さはありがたい!
Radius:大きさを変えれます
Long:縦に流れるエッジの数を変えれます。1にするとカーブで描いたCV数と同じエッジになります。
Simple Pipeを使う上で注意する事
パイプが完成したら「Finalize」という緑のボタンを押してフリーズさせるとパラーメーターを調整しても変更できなくなりますが、何個もカーブを作ってパイプを作るとパラーメーターを調整した時に他のカーブも一緒に変更されるので注意してください。
逆に言えば、何個も作ったカーブのパイプを同じ大きさとエッジ数に揃えたい時は簡単に全てのパイプを調整できるメリットもあります。
今までパイプを作る時は一々円を用意していた人はその一手間がはぶけてくれるので、かなり楽になると思います!是非使ってみてください!