![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_00.png)
現在ブレンダーの公式サイトで公開されているDaily BuildsのページのBeta版blender2.82にはModifireのClothの設定が変更されて「Pressure」機能が追加されていますが、これを使うと↑の画像のように作ったモデルに空気を入れるような形を簡単に作ることができる動画が公開されていました。
2.8を使ってクッションを作る方法をチュートリアル記事にしましたがこちらの方が簡単にはるかに楽です。
テキストから
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_01.png)
editモードにして
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_02.png)
打ち込みたい文字を入力します。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_03.png)
文字の設定をGeometryとBevelで厚みをつけます。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_05.png)
文字をポリゴンに変換して
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_06.png)
Remeshからポリゴンを細かくします。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_07.png)
作ったモデルにClothを追加して、設定からPressureを追加して数値を10に変更してから、その下の方にあるField WeightsのGravityの数値を0にする事でアニメーションして下に落ちていかないようにします。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_08.png)
アニメーションを再生すると徐々に空気が入っていき、膨らんで行くのが分かるので好きな形になった所で止めます。
質感をつけて完成です。ポリゴンモデルで1から作ってスカルプトするのは大変ですが、Clothのシミュレーション機能を使うと簡単に風船から形状を作ることが出来ました。使う機能もすくないので覚えやすく、色々と応用出来るので是非試してみてください。
![](https://modelinghappy.com/wp-content/uploads/2020/01/200129_pressure_10.png)
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