今年もあと数ヶ月で社会へ羽ばたく社会人が沢山出てきますね。山あり谷あり働くことの大変さや楽しさを学び大人の階段を上がっていきますが、そんな新社会人の皆様がブラック会社へ入社しても困らない為に今から漫画で社畜を学べる本を4冊読んでみたので感想記事を書きました。
今は遊んでいられるかもしれませんが、あと数ヶ月で地獄の毎日を送る前に是非社会人がどれだけ大変か本を読んで勉強していただけたらと思います。
現場の生の声がそのまま聞ける漫画
ブラック会社で働きだしたらどうなるかをリアルに書かれた内容の漫画です。イラストこそ可愛いものの、内容は超ハードで働くのが嫌になるレベルです。
ここで書かれてる事は嘘ではなく現実に起こっている事を書いているので、プログラミングだけじゃなくCG業界でもこんな世界が繰り広げられている事を知っておいたほうがいいですよ。
休みの日なのに会社が気になり出社するパターンは責任感こそ強いがすでに社畜が完成されているパターンでそこから抜け出す気力がもぎ取られているヤバイ パターンです。
現場の事をしらない営業さんが適当な言葉で仕事をお願いしてくる事があるけど”テキトーにいい感じ”というのは、本当はどうでも良くて自由にやっていいわけではなく、「後はお前で調べていい感じに調整してくれよな。」という言葉が含まれているので、本当に適当にやったら指示をしてるのに怒られるので気をつけなきゃ行けません。
休日出勤は人が少なく静かで仕事が捗るから土日出勤が好きになると社畜とかいならされてる事になります。
しかも休日出勤をしたからといって、残業代や休日手当とか一切出ない会社は多くあります….漫画だからじゃないですよ..。タダ働きです。マクドナルドのバイトの方がまだ時給がしっかりでるから健全な会社なんですよ?知ってましたか?
PMというプロジェクトマネージャーが仕事をまとめ上げ切れず現場に負荷を書ける場合なんかもあり、社内がギクシャクする事があります。
ぶっ飛んだギャグマンガで社畜を面白く表現
笑えるか笑えないかは選り好みが激しく、ツボに入ったら笑いがとまらなくなる1冊。ギャグ漫画で笑いをとりながらもしっかり社畜っぷりを表現しています。
仕事が忙しくて幽霊をかまってられない。
ブラック企業で働く主人公は毎晩遅くまで仕事に追われるが、その会社には夜になると幽霊が出ていたずらをしてしまうのだが、そんな幽霊のイタズラにかまってあげるだけの余裕がない主人公に幽霊がちょっと可愛そうに感情移入してしまう漫画です。僕好み。
自分のやりたいことを目指すべきと教えてくれる1冊
ブラック企業に入社して社畜と化した上司から色々と教わりながら成長していく新社会人のギャグ漫画だが最後にはグッと来る場面があるので最後まで目が離せない1冊です。
長時間高速と薄給で次の会社を探す時間も奪い取ってしまうブラック企業の餌食にならないように漫画を読んで、「あ、これ漫画で読んだブラック企業だ…」と思ったらさっさと転職したほうがいいですよ。ブラック企業だけど耐えて頑張ればどうにかなると思って後ろを振り返ったら何も残っていない事がありますからね…。
4冊の中で一番面白い漫画がこれ。
ちなみに、僕がこの4冊の中で一番楽しかったのは社畜ちゃんです。社畜として苦労も多いがその分自分が成長出来た時の達成感も書かれていて、結果社畜を生み出そうとさえしている漫画ですが、内容がリアルすぎて何も言えませんが、現在社畜で八方塞がりの人は是非読んでみることをおすすめします。
まあ、世の中に頑張ってる人がいるんだから、自分もめげないで頑張らないと!と社畜同士で励まし合っても意味が無いんですが、薄給で頑張ってくれる人がいないと社会が回らないのもまた事実。コンビニのバイトが全員辞めたら世の中周りませんからね。働いてる人皆に感謝をしつつ自分も社会の歯車となって頑張らないと行けません。