テクスチャからAI技術を使ってタイリングテクスチャを作成したり、コンテンツに応じた塗りつぶし機能で落ち葉のある部分だけを白く塗りつぶしたら周りの情報から自動で消してくれたりするツールUnity ArtEngineが、2021年3月16日~5月17日までに購入すると月額12,540円が2,299円に大幅値引きされ1年間だけ割引価格で使用する事が可能になっています。通常だと年間150,480円が27,588円なのでかなりお得な計算ですが、実際にどんな事ができるのか調べてみました。
512pxの低解像度の画像をを2048pxサイズなどの高解像度に品質を損なうことなくニューラルネットワークを使用して画質を向上させることが出来ます。ボケボケ写真もパッキパキで質感がよみがえっています。
独自のArtificial Intelligenceを使用すると、JPEGアーティファクトのぼやけを簡単に修正できるのでオリジナルの画像品質で失った画像を再作成することができます。
つなぎ目を削除して素早くパターン化されたテクスチャを作成出来ます。
パターンを自動検出して歪みを補正して正規テクスチャパターンに補正してくれます。
テクスチャからアーティファクトやぼやけた部分を自動的に除去して綺麗にしてくれます。
1枚の写真から高品質なPBRマテリアルを作成して高画質なテクスチャを作成します。
1つの画像から色情報を取得して部分的に色を変更する事が可能になります。
動画では試しに下記布の画像を用意してパターンテクスチャを作っていますが、フォトショップで左右上限のつなぎ目を合わせながらパターンテクスチャを作るのは手間の掛かる作業です。
しかし、UnityArtEngineだとテクスチャから光をあっという間に削除して、フォトメトリックステレオを使って8つの画像を取り込んで不要なムラを除去して綺麗なパターンテクスチャを作成して、
簡単にタイリング化して、パターンテクスチャを作成できているのが分かります。
別のサンプル画像でも写真だからこそ表現できるリアルな繊維の質感も、
完成したテクスチャはノーマルや高さマップはビューで確認する事が可能です。
非常に強力なツールなので触ってみたいですがこのツールに慣れすぎると1年後からの料金形態が恐ろしい事になりそうなので、どうにかユーザーが多くなって値段が安くなることを願いたいと思います