世界中のチュートリアル動画を販売しているWingfoxのサイトで日本人の原型師をやっている加茂 恵美子さんがZbrushを使って1からフィギュアの原型を作成するチュートリアル動画が販売されました。
動画ではZbrushの基本的な操作方法を身に付けながら実際に不動明王の男性キャラクターを作成して出力に必要な分割、STLでの書き出しまで行います。
教えてくれるのは日本人原型師の加茂 恵美子さんです。Zbrushで3DCGの静止画や3Dプリンターで原型を制作したフィギュアやガレージキットを制作していて、ワンフェスなどにも出店しているお方。twitterでは家鴨屋ぽんの名前で活動していて最新情報を知る事が出来ます。
動画は合計16時間26分のボリュームで定価69ドルしますが今だけ49ドルでさらにクーポンコード「WWR15」を入力する事で15%引きで購入する事が出来ます。
事前にどんな内容なのか知りたい人はWingfoxに無料ログインしてContensページからZbrushの基礎的な使い方と製作の流れを視聴する事が出来ます。
Zbrushの使い方から、2DイラストキャラクターをCGで作成する方法に、実際に3Dプリンターで出力するデータの作り方を学びたいと思っていた人は視聴してみてはどうでしょうか。
1.Zbrushの基礎的な使い方をまずは学びます。Zbrushは機能が多くてどれを使えば良いのか迷いますが、基本的に使うツールを教えてくれます。
2.マネキンを使ってポーズ案を作成して、画像を書き出す方法を学びます。またダイナメッシュやポリグループなどの機能を使って台座を作成する方法も学びます。さらに投影やZリメッシャー等のテクニックを学びエフェクトを作成する方法も学びます。
3.Zsphereの配置とメッシュへの変換方法を学び、身体、脚、腕のベースメッシュを作成。手の作成やツールのコピーペーストの方法を学びます。最後に顔を作成して素体を完成させます。
4.顔の作り込みをしてZリメッシャーや投影を使ってメッシュを最適化します。ポリペイントを使ってテクスチャを作成、基本的な毛束の作成やZmodelerの操作方法を学びオブジェクトを曲げたりする方法も学びます。衣装のラフモデルを配置してキャラクターの大まかなイメージを固めていきます。
5.ロープ状の武器や髪飾りなどの装飾御品を作成していきます。
6.武器や衣装の配置にポーズの微調整、衣装の厚みや指のポージング等を行いパーツ同士のつながりなどを調整して細部を詰めていきます。台座やエフェクトパーツ等を配置して、色をつけて簡単なライティングとレンダリングを行います。
7.ダイナメッシュやブーリアンを使って分割出来る様に調整していきます。
8.分割後の微調整に加えてポリゴン数を削減してサイズを調整。3DBuilderを使用してエラーテックと修正をして3D出力出来るデータを作成して完成を目指します。