Adobe Firefly を利用した生成 AI による新しい作成方法
Adobeは2023年9月13日にPhotoshopやillustratorにFirefly webアプリで使用出来ていたAdobefireflyが遂に商用利用可能となる事を発表しました。
これで画像を引き延ばして足りない部分を足したり、プロンプト入力して洋服の一部を変更したり様々な事に使用する事が可能になりました。過去に記事にしたこんな事が出来る機能です。早速photoshopを25.0の最新バージョンにアップデートするとスプラッシュスクリーンが変更されていました。
2023年11月1日からクレジット制限が適用されます

ただし、2023年11月1日まではCreative Cloud、Adobe Firefly、Adobe Express、Adobe Stockの有料サブスクライブしている人は生成クレジットの対象にならず使用できますが、2023年11月1日から全てのAdobe Fireflyを使用するユーザーにはクレジット制限が適用されます。
AIモデルでのコンテンツの生成には膨大な計算リソースが必要なので、アドビは「生成クレジット」の月額割り当てを含むプランが追加される事になります。
生成クレジットのカウントは毎月リセットされ、 クレジット生成の使用量は生成された出力の計算コストと、使用されるAI生成機能の値によって異なるとの事です。
例えば塗りつぶしや、生成拡張、テキストで画像作成、生成再配色を使用した場合は1クレジット使用する事になりますが、クレジット消費は2000×2000ピクセルの画像に対して現在1クレジットと明記されていますが、今後、解像度の高い画像、アニメーション、ビデオ、3Dの生成 AI機能を提供する予定で、消費される生成クレジットの数はより大きくなる場合があるとの事です。
契約プランによって獲得できるクレジットの数
Creative Cloudの契約してるプランによって獲得できるクレジットは以下となっています。複数のプラスを契約している場合はその分クレジットが合算されます。ただし、クレジットは月ごとに繰り越されないで毎月リセットされるので使い切った方がお得という事になります。
Creative Cloud 個人向けプラン | 月間の生成クレジット |
Creative Cloud すべてのアプリ | 1,000 |
Creative Cloud 単体プラン
|
500 |
Creative Cloud 単体プラン
|
250
100 |
Creative Cloud 単体プラン
|
100 |
Creative Cloud 単体プラン
|
25 |
全てのクレジットが無くなった場合でも使用は可能
クレジットが無くなった場合でも、新しい有料プランを購入するか、動作速度が遅くなって使用する事が可能と明記されていますが、どれだけ遅くなるのかは都度使用してみないと分からない感じとなっています。
お待たせしました!#AdobeFirefly がついに商用利用可能になりました🙌#Photoshop 、 #Illustrator 、 #AdobeExpress の最新アップデートで製品に統合されました。さらに、Firefly Web版も製品版に!😎
新しいクリエイティブ制作を是非ご体験ください!https://t.co/wg5idzqyqM pic.twitter.com/8hoFupAYh7
— アドビ クリエイティブ クラウド (@creativecloudjp) September 13, 2023