modelsendはデザイナーが3Dモデルをwebサイトにアップロードする事で、クライアントがブラウザ上で3Dモデルを確認、修正指示を追加出来るようになるサイトです。
デザイナーが作成した3Dモデルを、クライアントが3DCGソフトで一々データを開いてキャプチャした画像に修正指示を書かなくても、modelsendのサイト上で共有して、修正箇所にピンポイントで修正文字や画像を付けてチェックバック出来るようになるので意思疎通がしやすくなります。
チェック担当のクライアントは重たい3Dデータを開くためにデスクトップパソコンを必要としなくなり、webブラウザが見れる環境であればスマホでチェックバックする事も可能になるメリットもあります。
modelsendの使い方
modelsendの使い方は簡単で、webサイトに行き3dm、fbx、glb、ifc、obj、stl、dae、plyなど様々なモデルをドラッグアンドドロップでアップロード出来ます。
アップロードするとログインアカウントを求められるので、新規に作成するかグーグルアカウントでログインする事も可能です。
読み込まれると、モデルが表示されるので、Commentボタンを押して修正指示を書きたい部分にピンポイントでどのような修正を加えたいのか文章や画像を加える事が出来ます。
Commentが掛かれた部分は1から順番に数字が割り振られて、モデルを回転しても追従してくれるので、3Dモデルのどの部分を修正したいのか分かりやすくなっているので、デザイナーとクライアントの意思疎通がしやすくなります。
右側のSceneボタンをクリックすると、モデルの色やライトの強さにテクスチャーを追加する事も可能なので、モデルだけではなくテクスチャーの見え方に対するフィードバックを加える事も出来ます。
修正を加え終わったら、リンクを作成する事で簡単に他の人にメールで送る事が出来ます。
修正を加えたモデルをアップロードすると、webサイト上ではアイキャッチ画像が作られるので、どれが最新モデルか確認する事が出来ます。
modelsendの料金
気になる料金ですが、ベーシックの無料ライセンスは5GBまでの共有で、5つのプロジェクトを作成可能で、コメントを何個でも書き込めますが、月額9ドルのプロバージョンは150GBまで共有可能で20プロジェクト作成、プロジェクト毎に3人のコラボレーターを追加可能でパスワード保護機能も付きます。月額19ドルのプレミアムバージョンだとファイル共有に制限がなくなり、制限無しでプロジェクトを作成して、コラボレーターを何人でも追加可能となります。
カメラの設定が変更できないのが難点ですが、簡易的なチェックだと使えそうなサービスとなっています。まずは無料で試してみてはどうでしょうか。