tinynockyさんが作成した、以前紹介したTiney eyeがアップデートされBlender4.0の新しいシェーダーに対応するようになりさらに細かくカスタマイズ機能も追加されました。
Tiney eyeはBlenderでプロシージャルに調整できる目の無料プリセット素材で、スタライズド調、リアル、シンプル、動物の目がカテゴリ分けされていて、複雑なノードを調整しなくても用意されているマテリアルのパラメーターから目の形や色を調整して自分好みにカスタマイズする事が出来ます。
1.3にアップデートされたTiney Eyeでは、ショートカットから小さなアイコンをみて目を直ぐに作成したり、アセットブラウザから一覧の目を表示して直ぐに選ぶ事が可能になっています。
また、Blender4.0用のマテリアルにカスタマイズされ、独自の放射状の虹彩の形状を作れたり、目の円状のグラデーションで色を調整する機能が追加されより複雑に目を調整する事が可能となっています。
動画では作成した目のマテリアルをベイクして使用する方法や、目のリグを設置する方法なども解説しています。
アドオンを使用するにはTiney eyeのデータをGumraodからダウンロードします。解凍したフォルダを、Blenderの環境設定のファイルパスからAssets Librariesのプラス部分を押して、
アセットライブラリーを開くと目のアイコンが表示されているのでビュー上に配置します。
目が小さすぎてどこにモデルがあるのか分からない場合は、右上のアウトライナーから目のモデルを選択して、「.」を押すことでモデルを画面全体に表示する事が出来ます。
Cyclesでレンダリングしてみると、眼球の一部が黒くなっている場合はレンダープロパティのTransmission部分の数値を上げる事で通過するので透明になります。
また、目の前にさらにガラスなどの透明マテリアルがあるばあいはTransmissonの数値を上げることで綺麗に透明になります。