「辺のクリース」は、BlenderやMaya等のソフトで使える、クリースとして指定した部分だけエッジを鋭く固定しておける機能ですが、辺のクリースとSubdivisionを使用して様々なモデルを作る方法をハードサーフェースモデラーのAndrewHodgson3Dさんが紹介しています。
BlenderでのCrease(クリース)の使い方
Cresaeはエッジを選択した状態で辺→辺のクリースをクリックしてマウスをそのまま引っ張るとエッジが赤くなるので、その状態がクリースが1掛かっている状態となります。この数値でエッジの鋭さを調整できます。
辺のクリースは下のタブから数値を調整する事もできますが、今回は1を使用します。
クリースありと、無しのモデルにモディファイアーのSubdivision使用した後の形状を比較してみます。
左 辺のクリースなし
右 辺のクリースあり
クリース無しの方はエッジが斜めになっていますが、クリースありの方はエッジが水平垂直に分割されているので後からでも調整しやすくなっています。
エッジを押し出して穴をあける場合にエッジをクリースすると綺麗に穴をあける事も可能です。
クリースを使用すると、エッジをキープしながらサブディビジョンを使用する事で以下のような滑らかな形状を作成する場合にも使用できます。
正方形の上下のエッジをクリースすると円柱を作成する事も出来ます。
AndrewHodgson3Dさんはモデリングに関して様々な事を発信しているので気になる人はチェックしてみてください。
Quick demonstration of how I model pretty much everything and is software agnostic. 1) Keep the mesh super low poly with creasing on sharp edges with subdivision on. 2) Subdivide as much as needed to hold the form for the new base mesh. 3) triple edge to hold for subdivision pic.twitter.com/j4zkpyPuHZ
— Andrew Hodgson (@AndrewHodgson3D) January 15, 2024