UnwrapMeはBlenderでUVを自動展開する場合に歪みを抑えた細かすぎないシームを入れてくれるアドオンです。通常のSmartUVProjectで自動展開するだけよりも、UnwrapMeを使用してシームれを入れてからUnwrap(展開)した方が細かすぎずに展開する事が可能になります。githubより無料ダウンロードして使用する事が出来ます。
UnwrapMeの追加と使用方法
使用するにはgithubからzipのアドオンインストール後、アドオン下にある「Install MemmGraphics to enable seam generation(download)」を必ずチェックしてインストールしてください。
インストールが完了すると、モデルを選択してUV展開するショートカットの「Uキー」を押す事で一番下にUnwrap Meの項目が追加されます。
シームを入れたいモデルの面を選択してからUnwrapMeを起動して左のGrow Chartsを押す事で自動でシームが入りました。形状によってアドオン数値を変更してシームを調整します。
アドオンには3つの項目がありますがそれぞれの機能です。
●Grow Charts モデルを選択してシームを入れるメイン機能。
●Straighten seams シームを作成後歪んでいるシームを真っすぐにしたい場合に使用します。歪んでいるシーム周りのポリゴンを選択してからUキーからUnwrapMeを起動してStraighten Seamsを使用するとシームを直線化出来ます。
●Marge Two Charts シームで別れた個所を後から繋げたい場合に使用します。それぞれのアイランドにあるポリゴンを1つずつ選択してUキーからUnwrapMeを起動してMarge Two Chartsを選択したら1つのアイランドになります。
- 現在、重複するチャートを自分で修正する必要があります
- 顔の数によっては、処理に数分かかる場合があります。
- 将来的には Blender の Smart UV Project のようにほぼ瞬時に行われるはずです。
- シームを作成するだけで展開はされません。
- 現在、一度に 1 つのシームをまっすぐにすることしかできません。複数のシームを選択しないようにしてください。
- 対称性の検出はありません。
- メッシュが別々のパーツで構成されている場合は、個別に処理する必要があります