OpenAIがテキスト入力するだけで、現実と同じような動画をAIで作成出来るサービス「Sora」をリリースしました。多くのステップでノイズを除去することで徐々にビデオに変換されます。
上の映像はSoraのプロンプトに「 Reflections in the window of a train traveling through the Tokyo suburbs.」と入力されて作られた、東京郊外を走る電車の窓に映る反射で、途中スマホを操作する女性がリアルに映り込んでいるのが分かります。
Soraを使うとテキストから最長1分の動画を作成可能で、複数のキャラクター、特定の動き、被写体と背景を含む複雑なシーンを作成したり、事前に用意した動画から別のシーンを作成したりする事が出来ます。
実写と見間違える作品だけではなく、以下のような3DCGで作成したような映像も作成可能。
またMincraftの映像を作成する事も可能。
ただし、複雑なシーンに正確な物理シミュレーションを表現したり、ガラスが割れたり、人がクッキーを食べてもクッキーに嚙んだ後が残らなかったり、ランニングマシンで走ってる人物がどちらの方向を向いているのか難しい場合もあるとの事です。
現在Soraの使用はフィードバックを得るためにビジュアルアーティスト、デザイナー、映画製作者の一部のみアクセスが与えられているとの事で、一般の人はまだ試す事が出来ない状態となっています。
もっとSoraで作成出来る映像について知りたい人は、OpenAIのサイトから高画質な動画を複数見る事ができるので、そちらを確認してみてください。
