github Unique3D
huggingface Unique3D
1枚の静止画像を読み込むだけで3Dモデルを作成してくれる無料機能「Unique3D」のデモバージョンがHuggingfaceから使用出来るので使ってみました。
作成した3Dモデルはglb形式でダウンロードしてBlender等他ソフトに読み込む事が出来ます。
今回は様々な画像を読み込んで触ってみました。触ってみた感じだと、モデルは60秒程で3D化されますが、イラストが平面的すぎると綺麗に3D化されないので注意してください。
Unique3Dの使い方 サンプル例
こちらのページに行き静止画像をドラッグアンドドロップして、右下のGenerate 3Dボタンを押すだけです。60秒ほどで3Dモデルが作成されます。
サンプル1 イラスト画像
photoshopの「生成塗りつぶし」でカバの静止画像を読み込みました。
60秒程待つと作成されたモデルはこちらです。奥行きがあり、良い感じに3Dモデルになっているのが分かります。
右上のアイコンを押すと.glb形式のデータがダウンロードできます。
Blenderにインポートして読み込んでみると、バーテックスペイントで色の付いた3Dモデルが表示されます。
沢山配置してカバの群れを作成してみました。構図やライトを調整してアングル検討する場合にも使えるので、3Dモデルを作成する以外にイラストを作成する場合に使うのにもよさそうです。
ちなみにポリゴン数は多く作成されています。
サンプル2 イラスト画像
以前描いたカニの画像をアップロードしてみました。
カニのクッションといったところでしょうか。平べったい形状が作成されてしまいました。
次はイラスト屋からお借りした画像を読み込んでみました。
出来上がったのは、髪の毛に体の立体感は作られていますが顔がデコボコで手が破綻しています。
次はこちらの分かりやすそうなクジラのイラストです。
厚みがあっていい感じですが、なぜかクジラの背中部分がえぐれておかしくなっています。
手元にあった飲み物をiphoneで撮影して読み込んでみました。
円柱形状で形状は大体あっているし、背面の見えない部分もバーコード画像が張られていたり頑張っている感じがしますが、全体がボコボコしていてストローも消えかかっているのが分かります。
Unique3Dのページに用意されている最後にサンプルの画像を読み込んでみました。
さすがサンプル画像です。破綻なく回しても綺麗な3Dモデルが作成されているのが確認できます。
陰影があると立体的に作成されやすい
こちらのページではUnique3Dを使って作られた3Dモデルが一覧で表示されていますが、どれも平面画像ではなく、影や陰影があり立体感のあるテクスチャが張られているので、元々の画像にも立体感がある方が綺麗な3Dモデルになる事が分かります。
読み込む画像によっては破綻が少なくかなり簡単に3Dモデルが作成されるので、イラスト作成時から、3D作成までいろいろな用途で使えそうな機能となっていました。
無料で使えるので、こちらのページUnique3Dより試してみてください。