Zbrush ipadが発表されリリースされましたが、通常版のパソコンで使うZbrush、機能制限のあるZbrush Core、さらに今回発表されたZbrush for ipadの有料版と無料版ではどのような機能に制限の差があるのかこちらのページで分かりやすくまとめられています。
ざっと見た感じだと、大きくは無料のZbrush for ipadでは、2千万ポリゴンと制限があり、エクスポートは不可能で、OBJとGozでのインポートのみ対応しているので、作ったモデルを書き出すには有料課金が必須という事が分かります。またZmodelerが現時点では用意されていない事も分かります。
それぞれの料金の違いです。
Zbrush for iPad(無料プラン) | Zbrush for ipad(サブスクリプション) | ZbrushCore | Zbrush Desktop | |
料金 | 無料 | 1ヶ月 1,500円 12か月 13,000円 |
1ヶ月1,760円 | 1ヶ月 8,580円 12か月 69,740円 |
ベースメッシュの生成ではマネキンが付いてこない以外全ての機能が使えます。
スカルプトでは無料版では2千万ポリゴンと制限が掛かっていて、ブラシの保存や読み込みが使えません。
2Dと2.5Dペイントはデスクトップ版のZbrushだけが使用できます。
ポリペイント機能は無料のZbrush for ipadでも使用できますが、テクスチャマップのサポートやスポットライトは使用不可能です。
Zbrush for ipadでは基本的なBPRレンダラーやオクルージョンの生成は可能ですが、レンダーパスやレイトレーシングは使用不可能です。
無料のZbrush for ipadではエクスポートは不可能で、OBJとGozでのインポートのみ対応しています。作ったモデルを書き出すには有料課金が必須という事になります。
一般機能ではZbrush for ipadは言語ローカライズされていないので現時点では日本語での使用が不可なのが分かります。
Zbrush for ipadでUIをカスタマイズするには有料版のアップグレードが必須で、よく使うギズモ3Dデフォーマも機能制限があります。また、有料版でもUVマッピング機能は使用できません。
色々と機能制限こそありますが、無料で使えるのでipadを持っている人は試しに触ってみて使い心地がよければ有料課金してみるのもよさそうです。zbrush for ipadはApp storeからダウンロード、またはMaxon oneに加入してる人は使用可能です。