レビュー

REVOPOINT MetroY Pro レビュー|最大0.01mm精度のブルーレーザー3Dスキャナーを実機検証

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REVOPOINT MetroY

今回はREVOPOINTさんより、ブルーレーザー方式で最大0.01mm精度で、黒い物体や細かい髪の毛までスキャンできる高精度3Dスキャナー「REVOPOINT MetroY Pro」を実際に使ってみました。

高価な商品なだけに、大きなアタッシュケースでしっかりと保護された状態で届きます。


Metro Y中身一覧


MetroY 3Dスキャナー本体・USB Type-C to Type-Cケーブル・電源アダプター・三脚・2軸ターンテーブル・サンプル彫像・モバイル充電セット(第三世代)


キャリブレーションボード・マーカー・説明書が付属しています。

REVOPOINT MetroYのスペック

スキャン方式 手持ち
テクノロジー マルチラインブルーレーザー
オブジェクトサイズ 小型、中型
シングルフレーム精度 0.01 mm
シングルフレーム正確度 0.03 mm
体積精度 0.02 mm + 0.04 mm × L (m) (L = 計測対象物の長さ)
点間距離 0.05 mm
動作距離 200 ~ 400 mm
シングルスキャン範囲 (最小距離) 123 × 130 mm at 200 mm
シングルスキャン範囲 (最大距離) 290 × 260 mm at 400 mm
画角(H×V) 43 × 33°
最小スキャンサイズ 10 × 10 × 10 mm
最大スキャンサイズ 1x1x1 m
スキャン速度 マルチライン・レーザースキャン: 1,500,000 ポイント/秒

MetroY使用最低スペック

MetroYはPCに接続して使用しますが、Windowsの場合はCPUはIntel Core i7 第13世代 または AMD Ryzen 7 5800 シリーズ、メモリは32GB以上、GPUはNvidia RTX3060以上必要、Macの場合はCPUがM3 Pro以上、メモリは18GBとなっています。

MetroYは専用アプリで使用する

スキャンするには、事前に専用アプリ、Revo Metroを公式サイトからダウンロードしてパソコンにインストールします。

アプリを起動すると、CPUまたはGPUどちらを使用するか自動的に選んでくれます。


MetroYとパソコンを繋げるとアプリに「スキャナー接続済み」と表示され、使えるようになります。


新規プロジェクトを押して、


ファイル名と保存場所を指定します。


MetroYでスキャンしていく

保存場所を指定すると、スキャンするソフトの作業画面が表示されます。


ケーブル1本をパソコンとMetroYに繋げて専用の回転台にまずは付属されていた白いモデルを配置します。


スキャンには「マーカースキャン」と「特徴スキャン」が用意されています。
今回は「マーカースキャン」を使用しました。

①スキャンは「開始」ボタンを押すとスキャンできるようになります。
②その時大事なのが、スキャナーと物との距離で、②の青枠の「ベスト」または「良い」と書かれている部分で緑色の表示がされることが大事です。物との距離が近すぎたり遠すぎるとちゃんとスキャンされなくなります。

この時はベストから良いと書かれている場所に横に長いラインが沢山表示されているので、スキャンがちゃんとされている証拠となります。

スキャンが完了したら、①融合をクリックして、②高速融合を選び、点間距離の数値は0.1にしました。(数字が低いほど細かい表示が可能になります)

不要な部分を削除する

Revopointの強みはスキャナーだけではなく、専用アプリも便利です。
スキャンすると、どうしてもマーカーだったり不要な部分が残ってしまうので削除する必要があります。


そんな時でも、専用アプリだと、右側の①のボタンを押して、必要なモデルをまずは選択、


②のボタンを押すと、選択箇所が反転されて人形以外の不要な部分が赤く選択されました。


あとはキーボードのDeleteボタンで削除して不要な部分を簡単に削除することが出来ます。

裏側などは複数モデルをスキャンして合成する

スキャンモデルは1度にスキャン出来ない場合でも、数回に分けてスキャンしたモデルを合成することで1回転できるモデルを作ることが出来ます。

正面、よこ、後ろなど複数の角度からスキャンしたモデルを、アプリの ①「合成」を押して、②スキャンした複数モデルを選択、③特徴からプレビューを押すと、


自動で1つに結合された状態が表示され、適用を押すと1つのモデルにすることが出来ます。便利!


最後に「メッシュ化」を押して、高品質メッシュ化からサイズを適宜調整、「穴埋め」にチェックを入れることで小さな穴など埋めた綺麗なモデルが完成出来ます。

ソフト上の「エクスポート」ボタンを押して、objを選択すると3Dモデルを書き出すことが出来ます。


Blenderに読み込んでみると、細かい凹凸もしっかり表現されているのが分かりました。


後ろの髪の毛も実物と同じように凹凸がしっかり表現されています。素晴らしいです。


可愛いクマのお人形もスキャンしてみましたが、2回に分けてスキャンして合成することで綺麗に360度モデルを作ることが出来ました。


裏側です。耳下のへこんでる部分なども忠実に再現されています。

黒い物もスキャン可能です

黒い物をスキャンする場合は「スキャン対象物」を「黒い物体」に変更することでスキャンすることが可能になります。


例えばこちらのヘッドホンも、表裏スキャンしてオブジェクト化してBlenderに読み込むことが出来ました。


こちらが実際にスキャンした時のモデルです。


裏側の内側は剥げているので汚くなっていますが、そこも表現されています。


黒い肉抜きされたマウスも、表側と裏側をスキャンすることができました。


裏側です。


充電器も表裏をスキャンして一体化することができました。

MetroYを実際に使ってみた感想

実際に使用してみて、精度の高さと扱いやすさのバランスが非常に優れたスキャナーだと感じました。ブルーレーザー方式により、細かい凹凸や質感のディテールまでしっかり取得でき、髪の毛やぬいぐるみの細部、さらには黒いオブジェクトまで安定してスキャンできました。

また、専用アプリ「Revo Metro」が非常に使いやすく、

  • 不要部分の削除
  • 複数スキャンの自動合成
  • 高品質メッシュ化
  • 穴埋め処理

まで一通り完結できるため、スキャンから3Dデータ化までの流れが非常にスムーズです。

価格は決して安くありませんが、実物を正確にデータ化したい場合や、商品モデリングのベースや、3Dモデルまでの時間を短くしたい場合は費用効果は高いと感じます。

ノートPCと本体があればどこでも持ち運んでスキャンできる手軽さも魅力で、小物モデリングの資料化や、実物ベースの3D制作を行う方にとっては非常に強力なツールになると感じました。

Revopoint MetroYは公式ストアまたは、Amazonから購入可能ですが、5%オフになるクーポンコード「MODELHAPPY」を使用することが出来ます。

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