KZ Trackerは、Mayaで動画内のポイントをトラッキングして、アニメーションカーブとして利用出来るツールです。
実写リファレンスから動画を読み込んでポイントをクリックするだけでTranslation(X/Y)の動きをMayaに取り込めます。動きやタイミングを直接抽出できるため、ゼロから手付けで作業する必要がなく、素早くアニメーションの土台を作成する事が出来ます。
使い方はシンプルで、まず動画を読み込み、トラッキングしたい箇所をクリックしてポイントを配置。その後トラッキングを実行すると、Maya内にロケーターとTX/TYカーブが生成されます。生成されたカーブをベースに、後から回転や細かなポーズを手作業で追加していく流れになります。
また、トラッキングが途中でズレた場合でも、ポイント位置を手動修正してそのまま追跡を継続可能。最初からやり直す必要がないため、短いカットや簡単な動作確認にも便利です。
アニメーションの「最初のブロッキング作業」を素早く作りたい場合に便利で、実際の映像から自然なタイミングや間隔を抽出出来るので、横視点や正面視点のように動きが分かりやすい映像との相性が良く、静止カメラの短いショットで特に安定した結果を得られます。
完全な完成用モーションデータというよりは、「まず動きのベースを作るための補助ツール」という立ち位置で、リファレンスベースのアニメーション制作を効率化出来ます。
Maya 2023以降で利用可能で、Gumroadで40ドルで購入出来ます。
